くすりのしおり

外用剤
2017年7月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ミドリンM点眼液0.4%
 主成分:
トロピカミド(Tropicamide)
 剤形:
無色澄明の点眼剤、5mL、(容器)無色透明、(キャップ)鮮やかな黄色
 シート記載:

この薬の作用と効果について

副交感神経支配の筋肉に作用し目の緊張を緩和させることによって、散瞳させたり、ピント調節を司る筋肉を休ませたりします。
通常、虹彩炎などの目の中の炎症の治療や、ピント調節の改善に用いられます。また、眼底検査や屈折検査などにも用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。緑内障、狭隅角や浅前房などの眼圧上昇の素因がある。コンタクトレンズを使っている。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 散瞳:通常、1回1〜2滴を1日1回点眼します。
    調節麻痺:通常、1回1滴を3〜5分おきに2〜3回点眼します。
    いずれも、必ず指示された使用方法に従ってください。
  • 小児の場合、特に医師の指示を守って使用してください。
  • まず手をせっけんと流水でよく洗います。下まぶたを下にひき、容器の先がまぶたの縁やまつげに触れないように点眼します。点眼後はまぶたを閉じ、1〜5分間目がしらを指先でおさえてください。あふれた液は、清潔なガーゼやティッシュで拭き取ってください。他の点眼液も使う場合は、5分以上間隔をあけてください。
  • 点眼し忘れた場合は、気がついたとき、すぐに1回分を点眼してください。ただし、次に点眼する時間が近い場合には点眼せず、次の通常の時間に1回分を点眼してください。2回分を一度に点眼してはいけません。
  • 誤って多く点眼した場合は、医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で点眼するのを止めないでください。

生活上の注意

  • 点眼後、まぶしく感じたり、物がぼやけて見えることがありますので、症状が回復するまでは、車の運転など危険を伴う機械の操作は行わないでください。まぶしく感じるときは、必要に応じてサングラスを着用してください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

副作用として、眼瞼炎(まぶたのただれ・発赤・腫れ)、かゆみ、発疹、じんま疹、眼圧上昇(眼痛、見えにくい、頭痛)、結膜炎(結膜充血・腫れ)、眼刺激などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
該当する記載事項はありません。
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。