くすりのしおり

注射剤
2021年5月作成

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ケシンプタ皮下注20mgペン
 主成分:
オファツムマブ(遺伝子組換え)(Ofatumumab(genetical recombination))
 剤形:
注射剤
 シート記載:

この薬の作用と効果について

多発性硬化症の症状を引き起こす原因の一つであるB細胞の細胞表面に存在する抗原(細胞表面マーカー:CD20)に作用し、多発性硬化症の症状を抑え、疾患の進行を遅らせます。
通常、再発寛解型多発性硬化症、または疾患活動性を有する二次性進行型多発性硬化症の再発予防および身体的障害の進行抑制に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。B型肝炎にかかっている、または過去にかかったことがある。感染症にかかっている。ワクチン接種を受けた。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、初回、1週後、2週後、4週後に皮下へ注射します。その後は、4週間の間隔で注射します。
  • 効果をみながら長期間使用する場合があります。

生活上の注意

  • この薬を使っている間および使い終わった後に、B型肝炎や感染症の兆候を調べるための血液検査が行われます。
  • 妊娠が可能な場合、この薬を使用している間および使用終了後6ヵ月間は適切な避妊をしてください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、感染症、注射に伴う全身反応、注射部位の反応などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 発熱、かぜのような症状、からだがだるい[感染症]
  • 発熱、頭の痛み、筋肉の痛み[注射に伴う全身反応]
  • 意識がうすれる、判断力の低下、麻痺症状[進行性多巣性白質脳症]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。