くすりのしおり

内服剤
2021年4月作成

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
アルンブリグ錠90mg
 主成分:
ブリグチニブ(Brigatinib)
 剤形:
白色〜オフホワイトの楕円形の錠剤、長径約14.8mm、短径約6.7mm、厚さ約5.1mm
 シート記載:
(表)アルンブリグ錠90mg、お薬を飲み終わるまでアルミシートは出さないでください、(裏)アルンブリグ錠90mg、ALUNBRIG Tablets 90mg

この薬の作用と効果について

がん細胞の増殖に必要なALK融合タンパクのチロシンキナーゼ活性を阻害することにより、腫瘍の増殖を抑えます。
通常、ALK融合遺伝子陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。間質性肺疾患またはその既往、腎機能障害、肝機能障害がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は、1回1錠(ブリグチニブとして90mg)を1日1回7日間服用し、その後、1回2錠(180mg)を1日1回服用しますが、状態により適宜減量されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、服用せず、次の日の決められた時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 妊娠する可能性がある女性、およびパートナーの方が妊娠する可能性がある男性は、この薬を使用している間および使用終了から一定期間は適切な避妊を行ってください。
  • グレープフルーツジュースやセイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)を含有する食品は、この薬に影響しますので、控えてください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、咳、高血圧、下痢、吐き気、口内炎、嘔吐、便秘、食欲減退、腹痛、筋肉痛、発疹、光線過敏性反応、かゆみ、疲労などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 息切れ、呼吸困難、咳、発熱[間質性肺疾患]
  • 激しい上腹部・腰背部の痛み、発熱、吐き気・嘔吐、食欲の低下[膵炎]
  • 全身倦怠感、食欲不振、吐き気・嘔吐[肝機能障害]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。