くすりのしおり

内服剤
2020年12月作成

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
プレガバリンOD錠25mg「KMP」
 主成分:
プレガバリン(Pregabalin)
 剤形:
白色の錠剤、直径6.5mm、厚さ3.4mm
 シート記載:
プレガバリンOD錠25mg「KMP」、プレガバリン、OD、25、Pregabalin OD 25mg「KMP」、プレガバリンOD「KMP」

この薬の作用と効果について

中枢神経系においてCaチャネルに結合することでカルシウム流入を抑制し、グルタミン酸などの興奮性神経伝達物質の放出を抑えることにより神経伝達を遮断して、神経細胞の過剰な興奮を鎮め、痛みを和らげます。
通常、神経障害性疼痛や線維筋痛症に伴う疼痛の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。腎機能障害、うっ血性心不全、血管浮腫の既往がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 神経障害性疼痛:通常、成人は初期用量として1回3錠(主成分として75mg)を1日2回服用し、その後1週間以上かけて1日用量として12錠(300mg)まで漸増します。年齢・症状により適宜増減されますが、1日24錠(600mg)を超えないこととし、いずれも1日2回服用します。
    線維筋痛症に伴う疼痛:通常、成人は初期用量として1回3錠(主成分として75mg)を1日2回服用し、その後1週間以上かけて1日用量として12錠(300mg)まで漸増した後、12〜18錠(300〜450mg)に維持します。年齢・症状により適宜増減されますが、1日18錠(450mg)を超えないこととし、いずれも1日2回服用します。
    いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 唾液のみで服用が可能です。舌で軽く押しつぶすようにして、唾液と一緒に飲み込んでください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時点で1回分を飲んでください。ただし、次に通常飲む時間が近い場合は1回とばして、次の服用時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • めまい、傾眠、意識消失などがあらわれることがありますので、車の運転など危険を伴う機械の操作は行わないでください。特に高齢者ではこれらの症状により転倒し骨折などを起こすことがありますので、十分に注意してください。
  • アルコールにより薬の作用が強くあらわれることがありますので、注意してください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、浮動性めまい、浮腫などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • めまい、意識がぼんやりして睡眠に近い状態、意識がなくなる[めまい、傾眠、意識消失]
  • 息苦しさ、全身のむくみ、体動時の動悸[心不全、肺水腫]
  • 手足の筋肉の痛み、脱力感、赤褐色尿[横紋筋融解症]
  • 尿量減少、むくみ、頭痛[腎不全]
  • まぶた、口唇、舌の腫れ、蕁麻疹、呼吸困難[血管浮腫]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。