くすりのしおり

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
リベルサス錠3mg
 主成分:
セマグルチド(遺伝子組換え)(Semaglutide (genetical recombination))
 剤形:
白色〜淡黄色の錠剤(楕円形)長径13.5mm、短径7.5mm、厚さ6mm
 シート記載:
リベルサス 3mg、Rybelsus 3mg、3 novo

この薬の作用と効果について

主に膵臓にはたらきかけ、血糖値が高くなると、インスリンの分泌を促して血糖値を下げます。
通常、2型糖尿病の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。1型糖尿病、胃不全麻痺など胃腸障害がある。膵炎の既往歴がある。胃の摘出手術を受けたことがある。
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、2カ月以内に妊娠を予定している、または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は、1日1回7mgを維持用量とし、服用します。ただし、1日1回3mgから開始し、4週間以上服用した後、1日1回7mgに増量します。用量は状態に応じて適宜増減されますが、1日1回7mgを4週間以上服用しても効果不十分な場合には、1日1回14mgまで増量されることがあります。本剤は1錠中に主成分3mgを含有します。他に1錠中に主成分7mgおよび14mgを含有する製剤もあります。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 1日のうちの最初の食事または飲水の前に、空腹の状態で飲んでください。
  • コップ約半分の水(約120mL以下)とともに、1錠飲んでください。2錠飲むことはさけてください。
  • この薬を飲んでから少なくとも30分は、飲食および他の薬の服用を避けてください。
  • この薬を分割したり、粉砕したり、かみ砕いたりしないで飲んでください。
  • この薬は吸湿性が強いため、飲む直前にPTPシートから取り出して服用してください。
  • PTP包装シートで防湿しているため、ミシン目以外の場所で切り離さないでください。
  • 飲み忘れた場合は、その日は飲まずに、次の日に1回分飲んでください。絶対に2回分を一度に飲まないでください。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 指示された食事療法や運動療法をきちんと守ってください。
  • 低血糖があらわれることがあります。高所作業や自動車の運転など危険を伴う作業に従事するときには、十分に注意してください。低血糖についての注意は家族やまわりの方にも知らせておいてください。低血糖症状があらわれた場合、糖質を含む食品をすぐにとってください。α-グルコシダーゼ阻害剤(糖分の吸収を遅らせる薬)と同時に服用中の方は、ブドウ糖をとるようにしてください。
  • 急性膵炎があらわれることがあります。嘔吐を伴う持続的な激しい腹痛などがあらわれた場合には、使用を中止し、速やかに医師の診断を受けてください。
  • 甲状腺関連の症状(くびに触れると硬いしこりがあるなど)があらわれた場合には、専門医への受診が必要になることがあるため、医師に相談してください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、吐き気、下痢、食欲減退、頭痛、糖尿病網膜症、便秘、嘔吐などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • お腹がすく、冷汗が出る、血の気が引く、疲れやすい、手足のふるえ、けいれん、意識の低下[低血糖]
  • 吐き気、嘔吐、激しい上腹部の痛み、背中の痛み、お腹にあざができる、お腹が張る[急性膵炎]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで保管してください。
  • この薬は吸湿性が強く、光に不安定なため、PTPシートより取り出さずに室温(1〜30℃)で保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。