くすりのしおり

内服剤
2020年6月作成

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
イミダフェナシン錠0.1mg「YD」
 主成分:
イミダフェナシン(Imidafenacin)
 剤形:
淡赤色〜淡赤褐色または淡赤紫色の錠剤、直径約7.1mm、厚さ約3.4mm
 シート記載:
(表)イミダフェナシン 0.1mg 「YD」、0.1mg、YD 549、イミダフェナシン
(裏)IMIDAFENACIN 0.1mg、過活動膀胱治療剤、イミダフェナシン、0.1、mg、「YD」、0.1mg「YD」

この薬の作用と効果について

膀胱のムスカリン受容体に拮抗的にはたらき、アセチルコリンの結合を阻害することにより、膀胱平滑筋の過剰な収縮を抑え、膀胱に尿をためやすくします。
通常、過活動膀胱における尿意切迫感、頻尿および切迫性尿失禁の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。尿閉、腸閉塞、麻痺性イレウス、緑内障、重症筋無力症、心疾患がある。消化管運動・緊張が低下している。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は1回1錠(主成分として0.1mg)を1日2回、朝食後および夕食後に服用しますが、効果不十分な場合は、1回2錠(0.2mg)を1日2回まで増量されることがあります。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時にすぐ飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が近い場合は、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 目の調節障害、めまい、眠気があらわれることがありますので、車の運転など危険を伴う機械の操作に注意してください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、口渇・口内乾燥、便秘、残尿、霧視、羞明(まぶしい)、胃・腹部不快感、眠気、頭痛、排尿困難、発疹、かゆみなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 激しい眼痛、頭痛、急な視力低下[急性緑内障]
  • 膀胱の尿が排出できない状態[尿閉]
  • 全身倦怠感、食欲不振、皮膚や結膜などの黄染(黄色くなる)[肝機能障害]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。