くすりのしおり

注射剤
2019年4月作成

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ドルミカム注射液10mg
 主成分:
ミダゾラム(Midazolam)
 剤形:
注射剤
 シート記載:

この薬の作用と効果について

脳内のベンゾジアゼピン受容体にはたらき、神経細胞の興奮を抑える作用を示します。
通常、麻酔前投薬、全身麻酔の導入および維持、集中治療における人工呼吸中の鎮静、歯科・口腔外科領域における手術および処置時の鎮静に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。急性狭隅角緑内障、重症筋無力症がある。肝臓または腎臓に病気がある。脳に病気がある。心臓に病気がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 麻酔前投薬:通常、手術前30〜1時間に筋肉内注射します。
    全身麻酔の導入および維持:通常、静脈内に注射します。
    集中治療における人工呼吸中の鎮静:通常、静脈内に注射します。
    歯科・口腔外科領域における手術および処置時の鎮静:通常、静脈内に注射します。
  • 麻酔の効き具合や手術時間または薬の効き具合などをみながら使用期間を決めます。

生活上の注意

  • この注射の影響が全くなくなるまでは、自動車の運転など危険を伴う機械の操作は避けてください。
  • アルコールは薬の作用を強めることがありますので、注意してください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、しゃっくり、咳、不整脈、血圧低下、血圧上昇、頻脈、悪夢、めまい、頭痛、吐き気、嘔吐、体動、発汗などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 薬をやめられない[依存性]
  • 呼吸が止まる、呼吸が浅く速くなり、呼吸をしにくい、舌がのどの奥に落ち込んだ状態[無呼吸、呼吸抑制、舌根沈下]
  • 息苦しい、蕁麻疹、意識がもうろうとする[アナフィラキシーショック]
  • 意識がなくなる、呼吸停止[心停止]
  • 息切れ、動悸、脈が速くなる[心室頻拍、心室性頻脈]
  • 急激な発熱、筋肉のこわばり、手足の震え[悪性症候群]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。