くすりのしおり

内服剤
2018年5月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
プラミペキソール塩酸塩錠0.5mg「タカタ」[ドパミン作動性パーキンソン病治療剤]
 主成分:
プラミペキソール塩酸塩水和物(Pramipexole hydrochloride hydrate)
 剤形:
片面に二分割線のある淡黄白色の錠剤、直径約8.0mm、厚さ約2.7mm
 シート記載:
(表)プラミペキソール0.5mg「タカタ」、プラミペキソール、0.5mg、TTS-303
(裏)PRAMIPEXOLE 0.5mg「TAKATA」、プラミペキソール塩酸塩「タカタ」、0.5mg、プラミペキソールHCl 「タカタ」0.5mg

この薬の作用と効果について

脳のドパミンD2受容体を刺激し、パーキンソン病の症状である手のふるえ、筋肉のこわばり、動作緩慢、歩行障害などを改善します。
通常、パーキンソン病の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。心疾患またはこれらの既往歴、腎疾患、低血圧症がある。
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は1日量1/2錠(主成分として0.25mg)から服用を始め、2週目は1日量1錠(0.5mg)を服用し、以後経過をみながら1週間ごとに1日量1錠(0.5mg)ずつ増量され、維持量〔標準1日量3〜9錠(1.5〜4.5mg)〕が決められます。1日量が3錠(1.5mg)未満の場合は2回に分け朝夕食後に、3錠(1.5mg)以上の場合は3回に分け毎食後に服用します。年齢や症状により適宜増減されますが、1日量9錠(4.5mg)を超えません。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は気がついたときにできるだけ早く1回分を飲んでください。ただし、次に飲む時間が近いときは、1回とばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。特に、急激に飲む量を減らしたり飲むのを止めたりすると、副作用があらわれる恐れがあります。

生活上の注意

  • 前兆のない突発的睡眠や傾眠があらわれることがあり、自動車事故を起こした例が報告されていますので、自動車の運転、機械の操作、高所作業など危険を伴う作業は行わないでください。
  • アルコールは、薬の作用を強める恐れがありますので、服用中の飲酒は控えてください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、ジスキネジア(舌を動かしたり出し入れしたり、絶えず噛むような口の動き)、傾眠(意識がぼんやりして睡眠に近い状態)、吐き気、消化不良などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 前兆のない急な眠り込み[突発的睡眠]
  • 現実には存在しない物が見えたり聞こえる、根拠のない思い込み、考えがまとまらない[幻覚、妄想、せん妄、激越、錯乱]
  • けいれん、意識障害[抗利尿ホルモン不適合分泌症候群]
  • 発熱、動かずに黙り込む、強い筋肉のこわばり[悪性症候群]
  • 脱力感、筋肉痛、赤褐色の尿[横紋筋融解症]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。