くすりのしおり

注射剤
2018年8月作成

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
シベクトロ点滴静注用200mg
 主成分:
テジゾリドリン酸エステル(Tedizolid phosphate)
 剤形:
注射剤
 シート記載:

この薬の作用と効果について

オキサゾリジノン系の抗菌剤で、体内で活性体テジゾリドに変換され、細菌の蛋白質合成を阻害することによって、抗菌作用を示します。
通常、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)による深在性皮膚感染症、慢性膿皮症、外傷・熱傷および手術創などの二次感染、びらん・潰瘍の二次感染の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は1日1回1時間かけて点滴で静脈内に注射します。
  • 具体的な使用期間については、担当の医師にお聞きください。
  • 点滴開始から終了後まで、安静にしてください。

生活上の注意

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、注射部位反応(紅斑、疼痛、静脈炎など)、肝機能異常、貧血、下痢、四肢不快感、かゆみを伴う皮疹、血管痛、発熱などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 腹痛、頻回の下痢[偽膜性大腸炎]
  • 貧血症状(立ちくらみ、頭痛など)、発熱、出血傾向(皮下出血、鼻血など)[可逆的な貧血・白血球減少・汎血球減少・血小板減少などの骨髄抑制]
  • 過呼吸、意識がうすれる、動悸[代謝性アシドーシス]
  • 視力低下、色覚異常、かすみ目・見えない部分がある[視神経症]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。