くすりのしおり

内服剤
2018年5月作成

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
オメプラゾール錠10mg「TSU」
 主成分:
オメプラゾール(Omeprazole)
 剤形:
白色〜微黄白色の錠剤、直径6.2mm、厚さ2.7mm
 シート記載:
オメプラゾール10mg「TSU」、オメプラゾール、OMEPRAZOLE「TSU」10mg

この薬の作用と効果について

胃酸分泌の最終過程であるプロトンポンプに作用し、胃酸分泌を抑制します。
通常、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、逆流性食道炎、Zollinger-Ellison症候群の治療に用いられます。
また、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃MALTリンパ腫、特発性血小板減少性紫斑病、早期胃がんに対する内視鏡的治療後胃、ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎におけるヘリコバクター・ピロリの除菌の補助に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 胃潰瘍、吻合部潰瘍、十二指腸潰瘍、Zollinger-Ellison症候群:通常、成人は1回2錠(主成分として20mg)を1日1回服用します。胃潰瘍、吻合部潰瘍では8週間まで、十二指腸潰瘍では6週間までの服用とします。
    逆流性食道炎
    :通常、成人は1回2錠(主成分として20mg)を1日1回服用しますが、8週間までの服用とします。再発・再燃を繰り返す逆流性食道炎の維持療法には1回1〜2錠(10〜20mg)を1日1回服用します。
    非びらん性胃食道逆流症
    :通常、成人は1回1錠(主成分として10mg)を1日1回服用しますが、4週間までの服用とします。
    ヘリコバクター・ピロリの除菌の補助
    :通常、成人は1回2錠(主成分として20mg)をアモキシシリン水和物、クラリスロマイシンと同時に1日2回、7日間服用します。この除菌治療が不成功の場合には、1回2錠(20mg)をアモキシシリン水和物、メトロニダゾールと同時に1日2回、7日間服用します。
    いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。
  • この薬は、かんだり、砕いたりせずに飲んでください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、下痢・軟便、便秘、白血球減少(症)(のどが痛い・発熱・口内炎)、貧血、じんましん、かゆみ、発疹、多形紅斑、光線過敏症などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 呼吸困難、じんましん、目・口のまわり・舌のはれ[ショック、アナフィラキシー様症状]
  • 全身けん怠感、吐き気、皮膚や白目が黄色くなる[急性肝不全、黄疸]
  • 物の形が見えにくい、全く見えない[視力障害]
  • 尿量の減少、むくみ、発熱[間質性腎炎、急性腎不全]
  • 筋肉痛、脱力感、赤褐色尿[横紋筋融解症]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。