くすりのしおり

外用剤
2016年10月作成

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
カルテオロール塩酸塩LA点眼液1%「わかもと」
 主成分:
カルテオロール塩酸塩(Carteolol hydrochloride)
 剤形:
無色澄明の点眼剤、(キャップ)クリーム色
 シート記載:

この薬の作用と効果について

交感神経受容体の一つであるβ受容体を遮断し、目の中の液(房水)の産生を減らすことにより眼圧を下げます。
通常、緑内障、高眼圧症の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。心不全、洞性徐脈、房室ブロック、心原性ショックがある。気管支喘息・気管支痙攣またはこれらの既往歴がある。慢性閉塞性肺疾患がある。コンタクトレンズを使用している。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、1%製剤を1回1滴、1日1回点眼します。なお、十分な効果が得られない場合は、2%製剤を用いて1回1滴、1日1回点眼します。本剤は1%製剤です。必ず指示された点眼方法に従ってください。
  • 容器の先端が直接目に触れないようにしてください。
  • 点眼後は、しばらく(1〜5分間)まばたきをしないで目をつぶってください。
  • 点眼した時に液がまぶたなどについた場合は、すぐにふき取ってください。
  • 他の目薬と併用するときは、10分以上の間隔をあけてから必ず最後にこの目薬を点眼してください。
    なおやむを得ずこの目薬を先に点眼した時は、十分な間隔をあけてから他の目薬を点眼してください。
  • 点眼し忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く点眼してください。ただし、次に点眼する時間が近い場合は点眼しないで、次回より指示どおりに点眼してください。2回分を一度に点眼してはいけません。
  • 誤って多く使用した場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で点眼するのを止めないでください。

生活上の注意

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、目の症状では、しみる、痛み、霧視(目がかすむ)、角膜炎、目のかゆみ、目の乾燥感、目やになどが報告されています。全身症状では、めまい、味覚異常(苦味など)、頭痛、皮膚炎、脈が遅くなるなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 息切れする、息苦しい、息をするとヒューヒュー音がする[喘息発作]
  • 脈が遅くなり気を失う[失神]
  • 脈が遅くなる、息切れ、めまい[房室ブロック、洞不全症候群、洞停止などの徐脈性不整脈]
  • 体がだるい、呼吸困難、全身のむくみ[うっ血性心不全]
  • 胸の痛み、圧迫感、冷汗[冠攣縮性狭心症]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、添付の投薬袋に入れて、直射日光、高温、湿気を避けて室温で保管してください。
  • この目薬は容器の半分の量しか入っていませんが、治療に十分な量は入っています。
  • 開封後1ヵ月が経過し、薬が残った場合は、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。