くすりのしおり

内服剤
2017年9月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ラベファインパック
 主成分:
パリエット錠10mg;ラベプラゾールナトリウム(Pariet Tablets 10mg - Rabeprazole sodium)
サワシリン錠250;アモキシシリン水和物(Sawacillin Tablets 250 - Amoxicillin hydrate)
フラジール内服錠250mg;メトロニダゾール(Flagyl Oral Tablets 250mg - Metronidazole)
 剤形:
1.パリエット錠10mg;淡黄色の錠剤、直径6.7mm、厚さ3.6mm2.サワシリン錠250;うすいだいだい色の錠剤、直径10.0mm、厚さ4.7mm3.フラジール内服錠250mg;白色の錠剤、直径10.8mm、厚さ6.0mm
 シート記載:
(表)ラベファインパック、1日分(朝、夕)
(裏)ラべファインパックの服用方法

この薬の作用と効果について

パリエット錠10mgは胃粘膜のプロトンポンプを阻害し、胃酸の分泌を抑制して抗生物質など(サワシリン錠250とフラジール内服錠250mg)の抗菌作用を高め、サワシリン錠250とフラジール内服錠250mgはヘリコバクター・ピロリ菌に対し、抗菌作用を示します。
通常、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃MALTリンパ腫、特発性血小板減少性紫斑病、早期胃癌に対する内視鏡的治療後胃におけるヘリコバクター・ピロリ感染症、ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。伝染性単核症、腎障害、血液疾患(特発性血小板減少性紫斑病は除く)、脳・脊髄疾患、肝障害がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は1回パリエット錠10mgを1錠(ラベプラゾールナトリウムとして10mg)、サワシリン錠250を3錠〔アモキシシリン水和物として750mg(力価)〕、フラジール内服錠250mgを1錠(メトロニダゾールとして250mg)を1日2回、7日間服用します。
    必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 錠剤はかんだり、くだいたりせず飲みくだしてください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。次に飲む時間が近い場合は、飲み忘れた分は飲まないで1回分を飛ばし、次に飲む時間に1回分を飲んでください。2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • アルコールにより腹痛、嘔吐、顔面潮紅などの二日酔い症状があらわれることがありますので、この薬を飲んでいる間は飲酒を避けてください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、発疹、かゆみ、便秘、下痢、腹部膨満感、吐き気・嘔吐、食欲不振、腹痛、味覚異常、頭痛、発熱などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 気分が悪い、発汗、息苦しい、発疹、顔面のむくみ、けいれん[ショック、アナフィラキシー]
  • 体がだるい、発熱、息切れ、鼻血・皮下出血、赤褐色の尿[汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少、溶血性貧血、顆粒球減少、白血球減少]
  • 皮膚や白目が黄色くなる、体がだるい、食欲不振[劇症肝炎、肝機能障害、黄疸]
  • 発熱、から咳、息苦しい[間質性肺炎、好酸球性肺炎]
  • 発熱、全身倦怠感、皮膚・眼・口内に発疹ができる・赤くなる[中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、多形紅斑、急性汎発性発疹性膿疱症、紅皮症]
  • 尿量が減る、顔や手足がむくむ、発熱[急性腎障害、間質性腎炎]
  • 吐き気・嘔吐、けいれん、頭痛、意識障害[低ナトリウム血症]
  • 脱力感、筋肉痛、褐色の尿[横紋筋融解症]
  • 腹痛、頻回の下痢、血便[大腸炎]
  • 手足のしびれ、痛み、感覚のまひ[末梢神経障害]
  • 痙攣、意識障害、錯乱[中枢神経障害]
  • 項部硬直、発熱、頭痛、吐き気・嘔吐[無菌性髄膜炎]
  • 腹痛、背部痛、吐き気・嘔吐[急性膵炎]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。