くすりのしおり

外用剤
2016年3月作成

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ケトプロフェンテープ40mg「BMD」
 主成分:
ケトプロフェン(Ketoprofen)
 剤形:
微黄色半透明〜黄色半透明の膏体を淡黄赤褐色〜黄赤褐色の支持体に展延しライナーで被覆した貼付剤、長辺14cm、短辺10cm
 シート記載:
(薬袋)ケトプロフェンテープ40mg「BMD」、経皮鎮痛消炎剤、7枚入り、40、外用薬、BMD103

この薬の作用と効果について

非ステロイド系の鎮痛消炎剤で、成分が皮膚から吸収され、炎症の原因となるプロスタグランジンの産生を阻害して、炎症を抑え、痛みを和らげます。
通常、腰痛症、変形性関節症、肩関節周囲炎、腱・腱鞘炎、腱周囲炎、上腕骨上顆炎(テニス肘など)、筋肉痛、外傷後の腫れや痛みの改善、および関節リウマチにおける関節局所の鎮痛に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。アスピリン喘息またはその既往歴、気管支喘息、光線過敏症の既往歴がある。チアプロフェン酸、スプロフェン、フェノフィブラートならびにオキシベンゾンおよびオクトクリレンを含有する製品(サンスクリーン、香水など)に対して過敏症の既往歴がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人1日1回患部に貼ります。必ず指示された使用方法に従ってください。
  • きずや粘膜、湿疹または発疹のある部位には、皮膚刺激を招くおそれがあるので使用しないでください。
  • 使い忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く1回分を貼ってください。ただし、次に使う時間が近い場合は忘れた分を貼らないで1回分をとばして、次回からは指示通りに使用してください。2回分を一度に使ってはいけません。
  • 誤って多く使用した場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で使うのを止めないでください。

生活上の注意

  • 光線過敏症(日の当たった場所がかぶれる)があらわれることがあるので、使用中および剥がした後も当分の間は、貼ったところを色物の衣服やサポーターでおおい、日光に当てないように注意してください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、皮膚剥脱、局所の発疹、発赤、腫脹、かゆみ、刺激感、水泡・びらん、色素沈着、皮下出血、蕁麻疹、眼瞼浮腫、顔面浮腫などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 蕁麻疹、呼吸困難、顔面浮腫[ショック、アナフィラキシー]
  • 喘鳴(ヒューヒュー音)、呼吸困難[喘息発作の誘発(アスピリン喘息)]
  • かゆみ、刺激感、紅斑、発疹・発赤[接触皮膚炎]
  • (紫外線で)かゆみを伴う紅斑、発疹、刺激感[光線過敏症]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。