くすりのしおり

内服剤
2016年3月作成

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
アムロジピンODフィルム5mg「QQ」
 主成分:
アムロジピンベシル酸塩(Amlodipine Besilate)
 剤形:
淡赤白色切れ目入りフィルム剤(口腔内崩壊剤)、長辺20mm、短辺14mm、厚み80〜100μm
 シート記載:
(表)5mg、AMLODIPINE OD Film 5mg「QQ」
(裏)高血圧症・狭心症治療薬、QQ412、5mg、アムロジピンODフィルム5mg「QQ」

この薬の作用と効果について

細胞内へカルシウムが流入するのを抑えることにより、血管を広げて血圧を下げたり、狭心症の発作を起こりにくくします。また、心臓へ酸素や栄養を供給する血管を拡げて胸痛を改善したり予防したりします。
通常、高血圧症や狭心症の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。血圧が低い、肝機能障害、腎機能障害がある。
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 高血圧症:通常、成人は1回0.5〜1枚(アムロジピンとして2.5〜5mg)を1日1回服用します。年齢・症状により適宜増減されますが、効果不十分な場合には1日1回2枚(10mg)まで増量されることもあります。通常、6歳以上の小児は1回0.5枚(2.5mg)を1日1回服用します。年齢・体重・症状により適宜増減されますが、1日1枚(5mg)を超えません。
    狭心症:通常、成人は1回1枚(アムロジピンとして5mg)を1日1回服用しますが、年齢・症状により適宜増減されます。
    いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。
  • この薬は口の中で崩壊するので、水と一緒でなくても飲むことができます。だ液と一緒に飲み込んでください。普通の薬と同じように、水またはぬるま湯で飲むこともできます。
  • 飲み忘れた場合は、高血圧症の場合はその日は飲まずに次の日の指示された時間に飲んでください。狭心症の場合は、気がついた時にできるだけ早く1回分を飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は、忘れた分は飲まないで1回分をとばして次回からは指示通り飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 血圧の低下により、めまい、ふらつきがあらわれることがあるので、高い所での作業や自動車の運転など危険を伴う機械を操作する際には十分注意してください。
  • グレープフルーツジュースはこの薬の作用を強めて、効果に影響を及ぼすおそれがありますので、同時に摂取しないでください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、発疹、かゆみ、蕁麻疹、光線過敏症、多形紅斑、血管炎、血管浮腫、浮腫、歯肉肥厚、ほてり(熱感、顔面潮紅)、動悸、めまい・ふらつき、頭痛・頭重などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる[劇症肝炎、肝機能障害、黄疸]
  • 咽頭痛、発熱、全身倦怠感、鼻血、歯ぐき・皮下の出血[無顆粒球症、白血球減少、血小板減少]
  • 失神、めまい、除脈[房室ブロック]
  • 筋肉痛、脱力感、赤褐色尿[横紋筋融解症]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。
  • 分割後は早めに使用してください。分割後やむを得ず保存する場合には、湿気、光を避けて保存してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。