くすりのしおり

内服剤
2015年12月作成

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
アマルエット配合錠2番「ニプロ」
 主成分:
アムロジピンベシル酸塩
アトルバスタチンカルシウム水和物(Amlodipine besilate
Atorvastatin calcium hydrate)
 剤形:
白色の錠剤、直径6.6mm、厚さ2.6mm
 シート記載:
(表)アマルエット配合錠2番「ニプロ」、アマルエット2番「ニプロ」、配合錠2番、2番、(裏)AMALUET 2BAN「NIPRO」、アマルエット配合錠2番「ニプロ」、アムロジピン2.5mg、アトルバスタチン10mg

この薬の作用と効果について

血管平滑筋のカルシウムチャネルに作用して、末梢血管の抵抗を低下させることにより、血圧を下げたり、狭心症の発作をおこりにくくします。また、肝臓のコレステロール合成を阻害することにより、血液中のコレステロールを低下させます。
通常、高血圧症または狭心症と、高コレステロール血症または家族性高コレステロール血症を併発している場合の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。肝代謝能が低下している、血圧が低い、肝機能障害、腎機能障害、糖尿病、甲状腺の機能低下、遺伝性の筋疾患、薬剤性の筋障害の既往歴がある。
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 高血圧症:通常、成人は1回アムロジピンとして2.5〜5mgを1日1回服用します。症状により適宜増減され、効果不十分な場合には1日1回10mgまで増量されます。
    狭心症:通常、成人は1回アムロジピンとして5mgを1日1回服用します。症状により適宜増減されます。
    高コレステロール血症:通常、成人は1回アトルバスタチンとして10mgを1日1回服用します。年齢・症状により適宜増減され、重症の場合は1日20mgまで増量されます。
    家族性高コレステロール血症:通常、成人は1回アトルバスタチンとして10mgを1日1回服用します。年齢・症状により適宜増減され、重症の場合は1日40mgまで増量されます。
    本剤は1錠中にアムロジピン2.5mg、アトルバスタチン10mgを含有します。いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時に、できるだけ早く1回分を飲んでください。決して2回分を一度に飲まないでください。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 降圧作用に基づくめまい、ふらつきがあらわれることがありますので、高い場所での作業、自動車の運転など危険を伴う機械の操作には注意してください。
  • 指示された食事療法や運動療法をきちんと守ってください。
  • グレープフルーツジュースによって、この薬の作用が強くなることがありますので、一緒に飲むことは避けてください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、かゆみ、光線過敏、発疹、多形紅斑、じんま疹、血管炎、血管浮腫、肝機能障害、歯肉肥厚、頭痛、めまい・ふらつき、動悸などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 徐脈、めまい、失神[房室ブロック]
  • 筋肉痛、脱力感、赤褐色尿[横紋筋融解症、ミオパチー]
  • 全身けん怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる[劇症肝炎、肝炎、肝機能障害、黄疸]
  • 呼吸困難、じんましん、目や口唇周囲の腫れ[過敏症]
  • のどの痛み、頭痛、鼻・歯ぐき・皮下の出血[無顆粒球症、汎血球減少症、血小板減少症]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。