くすりのしおり

注射剤
2014年8月作成

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ゲムシタビン点滴静注用200mg「日医工」
 主成分:
ゲムシタビン塩酸塩(Gemcitabine hydrochloride)
 剤形:
注射剤
 シート記載:

この薬の作用と効果について

がん細胞のDNAの合成を阻害して、がん細胞の増殖を抑えます。
通常、非小細胞肺がん、膵がん、胆道がん、尿路上皮がん、手術不能または再発乳がん、がん化学療法後に増悪した卵巣がん、再発または難治性の悪性リンパ腫の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。骨髄抑制、間質性肺炎、肺線維症、胸部放射線療法中、感染症を合併している。
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、点滴で静脈内に注射します。
  • 注射の間隔は、一緒に使用する他の薬や、患者さんの状態などによって異なりますので、具体的なスケジュールについては、医師に確認してください。

生活上の注意

  • 傾眠が起こることがありますので、このような症状が現れていないことが確認されるまで、自動車の運転などは行わないようにしてください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、食欲不振、吐き気・嘔吐、発疹、疲労感、発熱、知覚異常、脱毛などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 貧血症状、発熱、出血傾向を認める[骨髄抑制]
  • 呼吸困難、から咳、発熱[間質性肺炎]
  • 呼吸困難、血圧低下、発疹[アナフィラキシー]
  • 急激な前胸部の圧迫感、狭心痛、冷汗[心筋梗塞]
  • 呼吸困難、疲れやすい、足のむくみ[うっ血性心不全]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。