くすりのしおり

注射剤
2017年1月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ゾレドロン酸点滴静注液4mg/100mLバッグ「日医工」[骨病変]
 主成分:
ゾレドロン酸水和物(Zoledronic acid hydrate)
 剤形:
注射剤
 シート記載:

この薬の作用と効果について

多発性骨髄腫やがんの骨への転移によって起こる骨の痛みを減らし、骨折を予防します。
通常、多発性骨髄腫および固形がん骨転移による骨病変の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、3〜4週間に1回、点滴で静脈内に注射します。
  • 症状を見ながら注射する回数を決めていきます。

生活上の注意

  • 必要に応じてカルシウムやビタミンDを服用することがあります。
  • この薬を注射している間は、口腔内を清潔に保ってください。
  • 抜歯などの歯科治療を受ける場合には、この薬を注射していることを歯科医師または口腔外科医師にお伝えください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、紅斑性皮疹、斑状皮疹、血管神経性浮腫、じんましん、紅斑、水疱、皮疹、湿疹、かゆみなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 尿量減少、手足や顔のむくみ、発熱[急性腎不全、間質性腎炎、ファンコニー症候群]
  • 呼吸困難、疲れやすい、足のむくみ[うっ血性心不全(浮腫、呼吸困難、肺水腫)]
  • けいれん、筋肉の脱力感、しびれ[低カルシウム血症]
  • 咳、呼吸困難、発熱[間質性肺炎]
  • あごの痛みや腫れ、あごのしびれ感、歯のゆるみ[顎骨壊死・顎骨骨髄炎]
  • 耳の痛み、耳だれ[外耳道骨壊死]
  • 太ももや太ももの付け根などの痛み[大腿骨転子下および近位大腿骨骨幹部の非定型骨折]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。