くすりのしおり

注射剤
2015年6月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
チエナム点滴静注用0.5g
 主成分:
イミペネム水和物(Imipenem hydrate)
 剤形:
注射剤
 シート記載:

この薬の作用と効果について

細菌の細胞壁の合成を阻害して殺菌作用を示し、細菌による感染症を治療するカルバペネム系抗生物質です。
通常、呼吸器感染症、尿路感染症や婦人科領域感染症など広い範囲の感染症の治療に使用されます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は2〜3回に分けて、小児は3〜4回に分けて点滴で静脈内へ注射します。
  • 具体的な使用期間については、担当の医師にお聞きください。

生活上の注意

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、下痢、発疹、吐き気、嘔吐、食欲不振、痙攣、発熱、肝機能異常、意識障害などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 手足がしびれる、ふるえる、筋肉がぴくつく、考えがまとまらない[痙攣、呼吸停止、意識障害、意識喪失、呼吸抑制、錯乱、不穏]
  • 不快感、発汗、全身潮紅[ショック、アナフィラキシー]
  • 眼球結膜の充血、発熱、皮膚・粘膜が赤くはれて発疹や水ぶくれができる[皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死]
  • 食欲不振、からだがだるい、皮膚や結膜などが黄色くなる[肝障害]
  • 発熱、から咳、呼吸困難[気管支痙攣、間質性肺炎、PIE症候群]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。