くすりのしおり

注射剤
2016年10月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
キュビシン静注用350mg
 主成分:
ダプトマイシン(Daptomycin)
 剤形:
注射剤
 シート記載:

この薬の作用と効果について

細菌の細胞膜に作用し殺菌的作用を示します。環状リポペプチド系の抗生物質です。
通常、敗血症、心内膜炎、深在性皮膚感染症などの治療に使用されます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。呼吸困難、冷や汗が出る、顔色が蒼白になったことがある。腎臓が悪い。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、1日1回、30分かけて点滴で静脈内またはゆっくりと静脈内に注射します。
  • 具体的な使用期間については、担当の医師にお聞きください。

生活上の注意

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、湿疹、発熱、下痢などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 息苦しくなる、冷や汗が出る、顔色が蒼白になる、ふらつく、蕁麻疹が出る[ショック、アナフィラキシー]
  • 熱が出る、皮ふの広い範囲が赤くなる、赤くなった皮ふ上に小さな白いブツブツ(小膿疱しょうのうほう)が出る[急性汎発性発疹性膿疱症]
  • 手足の筋肉の痛み、しびれ、こわばりがある、尿が赤褐色になる[横紋筋融解症]
  • 熱が出る、咳が出る、息苦しくなる[好酸球性肺炎]
  • 手足がしびれる、痛む[末梢性ニューロパシー]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。