くすりのしおり

内服剤
2016年9月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
アカルボース錠50mg「日医工」
 主成分:
アカルボース(Acarbose)
 剤形:
白色の錠剤、直径7.1mm、厚さ3.3mm
 シート記載:
アカルボース錠50mg「日医工」、n031、50mg、食直前に服用、Acarbose Tab.50mg、糖尿病薬、アカルボース錠50mg、飲む直前に押し出して下さい

この薬の作用と効果について

炭水化物をブドウ糖に分解する酵素を阻害し、小腸からのブドウ糖の吸収を遅らせます。
通常、糖尿病の食後過血糖の改善に用います。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。ケトーシス、糖尿病性昏睡・前昏睡、感染症、手術前後、外傷がある。
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は1回2錠(主成分として100mg)を1日3回食直前に服用します。1回1錠(50mg)から開始し、状態を確認してから2錠(100mg)へ増量する場合もあります。なお、年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れたことを食事中に気がついた場合は、すぐに1回分を飲んでください。食後に気がついた場合は1回分を飛ばし、次の食事の直前に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 低血糖を起こすことがあります。万一、低血糖症状が起こった場合には、ブドウ糖をとるようにしてください。
  • 指導された食事療法や運動療法をきちんと守ってください。
  • 低血糖症状があらわれることがありますので、自動車の運転や高所作業など危険を伴う機械を操作する際には十分注意してください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、発疹、かゆみ、放屁増加、腹部膨満・鼓腸、軟便などが報告されています。このような症状が続いたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 脱力感、高度の空腹感、発汗[低血糖]
  • 腹部膨満・鼓腸、放屁増加[腸閉塞]
  • 全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる[肝機能障害、黄疸]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。