くすりのしおり

外用剤
2019年1月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ピバレフリン点眼液0.04%
 主成分:
ジピベフリン塩酸塩(Dipivefrin hydrochloride)
 剤形:
用時溶解型の点眼剤、<溶解前>白色の粉末、無色澄明の溶解液、(容器)粉末−褐色ガラス瓶、溶解液−濃い黄緑色、(キャップ)粉末−明るい透明の黄緑色、溶解液−鮮やかな黄緑色(上)と白色(下)の二重キャップ、<溶解後>無色澄明の点眼剤、5mL、(容器)濃い黄緑色、(キャップ)鮮やかな黄緑色(上)と白色(下)の二重キャップ
 シート記載:

この薬の作用と効果について

交感神経受容体を刺激することによって主に房水の流出を促進することにより、眼圧を下げます。
通常、開放隅角緑内障、高眼圧症の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。狭隅角や浅前房などの眼圧上昇の素因がある。高血圧症、動脈硬化症、心臓疾患、糖尿病、甲状腺機能亢進症がある。コンタクトレンズを使っている。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、0.04%製剤を1回1滴、1日1〜2回点眼します。効果が不十分な場合は、0.1%製剤を1回1滴、1日1〜2回点眼します。本剤は0.04%製剤です。必ず指示された使用方法に従ってください。
  • まず手をせっけんと流水でよく洗います。新しい箱を開封する場合は、箱の中の説明書に従って、粉末を添付の溶解液に溶かし、軽く振って粉末を完全に溶かしてください。点眼瓶の黄緑色のキャップのみをはずし(白色のキャップははずさない)、下まぶたを下にひき、容器の先がまぶたの縁やまつげに触れないように点眼します。点眼後はまぶたを閉じ、1〜5分間目がしらを指先でおさえてください。あふれた液は、清潔なガーゼやティッシュで拭き取ってください。他の点眼液も使う場合は、5分以上間隔をあけてください。
  • 点眼し忘れた場合は、気がついたとき、すぐに1回分を点眼してください。ただし、次に点眼する時間が近い場合には点眼せず、次の通常の時間に1回分を点眼してください。2回分を一度に点眼してはいけません。
  • 誤って多く点眼した場合は、医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で点眼するのを止めないでください。

生活上の注意

  • 点眼後、まぶしく感じたり、物がかすんで見えたりすることがありますので、症状が回復するまでは、車の運転など危険を伴う機械の操作は行わないでください。まぶしく感じるときは、必要に応じてサングラスを着用してください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、眼刺激感、眼痛、頭痛・頭重、霧視(かすむ)、動悸、蒼白、発汗、振戦(ふるえ)、吐き気・嘔吐などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 眼の異物感、眼痛、結膜充血[眼類天疱瘡]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温を避けて保管してください。
  • 溶解後は1カ月以内に使用してください。
  • 粉末が変色、または、溶解後、液が変色あるいは沈殿を生じたものは使用しないでください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。