くすりのしおり

外用剤
2010年5月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
プロクトセディル坐薬
 主成分:
ヒドロコルチゾン(Hydrocortisone)
フラジオマイシン硫酸塩(Fradiomycin sulfate)
ジブカイン塩酸塩(Dibucaine hydrochloride)
エスクロシド(Esculoside)
 剤形:
黄白色の坐剤、最大直径9.95mm、長さ32mm
 シート記載:

この薬の作用と効果について

副腎皮質ステロイド、抗生物質などが配合され、肛門で抗炎症作用、鎮痛作用、止血作用および抗菌作用を示します。
通常、痔核、裂肛の症状(出血、痛み、腫れ、かゆみ)の緩解に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。局所に結核性感染症、ウイルス性感染症、真菌症がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬を使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、大衆薬も含めて他に使用中の医薬品に注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は1回1個を1日1〜3回肛門内に挿入します。必ず指示された使用方法に従ってください。
  • 坐薬が軟化して挿入困難な場合には、被包のまま紡すい型の端を下に向けて冷水または冷蔵庫に入れて硬化してから使ってください。
  • 使い忘れた場合はできるだけ早く1回分を挿入してください。ただし、次に挿入する時間が近い場合は使用しないで、その後は指示された時間に使用してください。絶対に2回分を一度に使ってはいけません。
  • 誤って多く使った場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で使うのを止めないでください。

生活上の注意

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、真菌症、ウイルス性疾患、皮膚刺激感、かゆみなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 体がだるい、食欲不振、吐き気[下垂体・副腎皮質系機能抑制]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、湿気を避け、室温(30℃以下)で保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。