健栄製薬株式会社
外用剤
2015年2月改訂
薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
イオダインガーグル液7%
主成分:
ポビドンヨード(Povidone iodine)
剤形:
液剤
シート記載:
この薬の作用と効果について
細菌、真菌、一部のウイルス、原虫などを殺す働きがあります。
通常、咽頭炎、扁桃炎、口内炎、抜歯後の感染予防、口腔内の消毒に用います。
次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。
以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。ヨウ素過敏症、甲状腺機能異常がある。
妊娠または授乳中
他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
用法・用量(この薬の使い方)
あなたの用法・用量は
(医療担当者記入)
通常、用時15〜30倍〔2〜4mL(主成分として140〜280mg)を約60mLの水〕に希釈し、1日数回うがいします。必ず指示された使用方法に従ってください。
うがい用だけに使用し、飲まないでください。
眼に入らないように注意してください。眼に入った場合には水でよく洗い流してください。
使用し忘れた場合は、気が付いた時に1回分を使用してください。2回分を一度に使用しないでください。
誤って多く使用した場合は医師または薬剤師に相談してください。
医師の指示なしに、自分の判断で使用するのを止めないでください。
生活上の注意
衣類についた時は、水で簡単に洗い落とせます。また、チオ硫酸ナトリウム溶液で脱色できます。
この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)
主な副作用として、発疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
呼吸困難、不快感、じんましん[ショック、アナフィラキシー様症状]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
保管方法その他
乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。
医療担当者記入欄
年
月
日
より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。