くすりのしおり

内服剤
2012年2月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ヒドラ錠「オーツカ」50mg
 主成分:
イソニアジド(Isoniazid)
 剤形:
白色または微黄色の割線入り円板状の錠剤、直径7.0mm、厚さ3.0mm(瓶入りおよびヒートシール入り)
 シート記載:
OG26

この薬の作用と効果について

結核菌の増殖を阻害することにより、抗菌作用を示します。
通常、肺結核やその他の結核症の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。肝障害がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は1日主成分として200〜500mg(4〜10mg/kg)を1〜3回に分けて、毎日または週2日服用します。必要に応じて、成人では1gまで、13歳未満は1日20mg/kgまで増量されることがあります。年齢・症状により適宜増減されます。本剤は1錠中に主成分50mgを含有します。なお、他の抗結核薬との併用が望ましいとされています。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時に1回分を飲んでください。2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • ヒスチジンを多く含む魚(マグロ、サバなど)で、頭痛、紅斑、嘔吐、かゆみなどのヒスタミン中毒を起こすことがありますので、これらの魚をできるだけ避けてください。
  • チラミンを多く含む食品(チーズなど)で、血圧上昇、動悸などを起こすことがありますので、これらの食品をできるだけ避けてください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、喀血、血痰、鼻出血、眼底出血などの出血傾向、頭痛、めまい、倦怠感、食欲不振、吐き気、嘔吐、胃部膨満感、腹痛、便秘、発熱、発疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 食欲の低下、全身がだるい、吐き気[劇症肝炎などの重篤な肝障害]
  • 皮膚の広い範囲が赤くなる、発熱、関節痛[中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、紅皮症(剥脱性皮膚炎)]
  • 発疹、発熱、リンパ節の腫れ[薬剤性過敏症症候群]
  • のどの痛み、頭痛、出血傾向(鼻血、歯ぐきの出血、皮下出血など)[無顆粒球症、血小板減少]
  • 筋肉の発作的な収縮[痙攣]
  • 視力低下、視野の中心が暗くなる[視神経炎、視神経萎縮]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。