くすりのしおり

注射剤
2021年11月作成

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
レカルブリオ配合点滴静注用
 主成分:
レレバクタム水和物(Relebactam hydrate)
イミペネム水和物(Imipenem hydrate)
シラスタチンナトリウム(Cilastatin sodium)
 剤形:
注射剤
 シート記載:

この薬の作用と効果について

細菌のペニシリン結合蛋白質に作用し、細胞壁合成を阻害して殺菌的に作用するカルバペネム系抗生物質です。また、一部の細菌は抗生物質を分解する酵素(β-ラクタマーゼ)を産生しますが、この酵素を阻害する成分も含んでいます。
通常、カルバペネム系抗菌薬に耐性を示し、本剤に感性の大腸菌、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、セラチア属、緑膿菌、アシネトバクター属による各種感染症の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。本人または両親、兄弟に気管支喘息、発疹、蕁麻疹などのアレルギー症状を起こしやすい体質がある。経口摂取の不良または非経口栄養、全身状態が悪い。てんかんの既往歴あるいは中枢神経系障害がある。腎機能障害がある。肝機能障害がある。血液障害がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は1日4回30分かけて点滴で静脈内に注射します。
  • 具体的な使用期間については、担当の医師にお聞きください。
  • 点滴開始から終了後まで、安静にしてください。

生活上の注意

  • 肝障害、血液障害、腎障害があらわれることがあるので、この薬の使用中は定期的に検査を行うことがあります。
  • この薬が尿に排泄されると、尿が赤褐色になることがあります。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、全身性強直性間代性発作、発熱、注入部位の紅斑などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 痙攣、呼吸停止、意識障害、意識喪失、呼吸抑制、錯乱、不穏[中枢神経症状]
  • 不快感、発汗、全身潮紅[ショック、アナフィラキシー]
  • 眼球結膜の充血、発熱、皮膚・粘膜が赤く腫れて発疹や水ぶくれができる[中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群]
  • 食欲不振、からだがだるい、皮膚や結膜などが黄色くなる[重篤な肝障害]
  • 発熱、から咳、呼吸困難[気管支痙攣、間質性肺炎、PIE症候群]
  • 貧血症状、発熱、出血傾向[重篤な血液障害]
  • 尿量変化、全身倦怠感[重篤な腎障害]
  • 腹痛、下痢、吐き気[偽膜性大腸炎]
  • 局所の疼痛、腫れ[血栓性静脈炎]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。