くすりのしおり

内服剤
2021年6月作成

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ヴァイトラックビカプセル25mg
 主成分:
ラロトレクチニブ硫酸塩(Larotrectinib sulfate)
 剤形:
乳白色のカプセル剤、長径18.0mm、短径6.3mm
 シート記載:

この薬の作用と効果について

がん細胞の増殖に必要なTRK(トロポミオシン受容体キナーゼ)ファミリータンパクのチロシンキナーゼの働きを抑えることにより、がん細胞の増殖を抑えると考えられています。
通常、NTRK融合遺伝子陽性の進行・再発の固形癌の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。肝臓に障害がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 成人:通常、1回4カプセル(ラロトレクチニブとして100mg)を1日2回服用しますが、状態により適宜減量されます。
    小児:通常、1回100mg/m2(体表面積)(ただし、1回100mgを超えない)を1日2回服用しますが、状態により適宜減量されます。
    いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、飲み忘れた分は飲まずにとばして、次の時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 肝機能障害や骨髄抑制があらわれることがあるので、この薬の使用中は定期的に肝機能検査や血液検査が行われます。
  • 妊娠可能な女性は、この薬の使用中および使用終了後一定期間は避妊してください。
  • グレープフルーツを含む食品により、この薬の副作用が強くあらわれることがあるので、グレープフルーツを含む食品の摂取は控えてください。
  • セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)を含む食品はこの薬に影響しますので、控えてください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、吐き気、便秘、味覚異常、嘔吐、下痢、筋肉痛、疲労、浮腫、頭痛、発疹、体重増加などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 体がだるい、吐き気、食欲不振[肝機能障害]
  • 発熱/寒気、出血が止まりにくい、動悸(どうき)/息切れ[骨髄抑制]
  • 頭痛、めまい、手足のふるえ、物事が思い出せない/覚えられない、上手く歩けない[中枢神経系障害]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 直射日光と湿気を避けて、子供の手の届かないところに室温(1〜30℃)で保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については、受け取った薬局や医療機関に相談してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

キーワード検索

 

 

 

 

更に絞り込む

製品名を索引から探す
製品名で検索

医薬品情報データサービス iyakuSearch

添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。