くすりのしおり

注射剤
2020年11月作成

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
アキャルックス点滴静注250mg
 主成分:
セツキシマブ サロタロカンナトリウム(遺伝子組換え)(Cetuximab sarotalocan sodium (genetical recombination))
 剤形:
注射剤
 シート記載:

この薬の作用と効果について

がん細胞の表面に存在しているタンパク質であるEGFR(上皮細胞増殖因子受容体)に結合し、レーザ光と反応することでがん細胞を傷害します。
通常、切除不能な局所進行または局所再発の頭頸部がんの治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。頸動脈に腫瘍が浸潤している。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は1日1回2時間以上かけて点滴で静脈内に注射します。点滴終了20〜28時間後、病巣部位へレーザ光を照射します。
  • 効果を見ながら、4週間以上の間隔を空けて、最大4回まで、この薬とレーザ光の照射を行うことがあります。
  • 具体的な使用については医師にお尋ねください。
  • この薬を点滴する前に、インフュージョンリアクション(薬剤注入に伴う反応)を軽減するための薬(抗ヒスタミン剤や副腎皮質ホルモン剤など)を使用します。

生活上の注意

  • 光線過敏症(日光のあたる部位に痒みや痛みを伴う発疹や水ぶくれができやすいなど)があらわれることがあるので、この薬の使用後7日目以降に腕の一部に直射日光などを照射して皮膚反応の消失が確認できるまでの間、またはこの薬の使用後4週間は直射日光が当たらないようにしてください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、適用部位の疼痛、浮腫、疲労、発疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 首にあざができる、首の出血、腫瘍からの出血[頸動脈出血、腫瘍出血]
  • 舌のはれ、声が出にくい、喉がつまる感じ、息苦しい、息をするときヒューヒューと音がする[舌腫脹、喉頭浮腫]
  • 呼吸困難、意識の低下、意識の消失、まぶた・唇・舌のはれ、発熱など[インフュージョンリアクション]
  • 発熱、全身の発赤、皮膚・粘膜のただれ、水ぶくれ[重度の皮膚障害]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。