くすりのしおり

外用剤
2020年10月作成

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
バクスミー点鼻粉末剤3mg
 主成分:
グルカゴン(Glucagon)
 剤形:
白色の粉末の点鼻剤
 シート記載:

この薬の作用と効果について

グルカゴンは、肝臓に働きかけてブドウ糖の放出を促し、血糖値を上昇させます。
通常、低血糖時の救急処置に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。褐色細胞腫、インスリノーマがある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、1回3mgを鼻腔内に噴霧します。必ず指示された使用方法に従ってください。
  • 1回使い切りの薬です。使用後は容器と噴霧器を廃棄してください。
  • 誤って多く使った場合は、医師または薬剤師に相談してください。
  • 使用後は直ちに医師に連絡をとり、医療機関を受診してください。

生活上の注意

  • 意識を失うような低血糖を起こした場合、看護者(家族など)が使用します。低血糖が起こっていることに本人が気づかないまま、意識不明におちいることもあるので注意してください。低血糖の処置法に十分注意し、必ず家族やまわりの方にも知らせておいてください。
  • この薬を使用しても症状が改善しない場合は、医療機関での適切な処置が必要です。ただちに受診してください。追加でこの薬を使用しても、効果の増大は認められません。追加投与は行わないでください。回復した場合でも、できるだけ糖質を摂るようにしてください。
  • この薬を使用して症状が改善しても、低血糖の再発や症状が長引くことで、めまい、ふらつき、意識障害を起こすことがあります。高所作業、自動車の運転など危険を伴う機械を操作する際には注意してください。
  • アルコールを飲んでいて低血糖を起こした場合、この薬の効果はみられません。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、吐き気、嘔吐、頭痛などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 気分が悪くなる、顔面蒼白、血圧低下[ショック、アナフィラキシー]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 黄色の容器および個装箱に表示されている使用期限が切れる前に、本剤の再処方を受けてください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。
  • 使用する直前まで包装用フィルムをはがさないでください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。