くすりのしおり

内服剤
2020年6月作成

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ラツーダ錠80mg
 主成分:
ルラシドン塩酸塩(Lurasidone hydrochloride)
 剤形:
白色〜帯黄白色の錠剤、長径約12.2mm、短径約6.9mm、厚さ約5.2mm
 シート記載:
(表)ラツーダ 80mg、ラツーダ、80mg
(裏)Latuda 80mg、ラツーダ、80mg、ラツーダ錠 80mg

この薬の作用と効果について

脳内の神経伝達物質(ドパミン、セロトニンなど)のバランスを整えることにより、強い不安や緊張感、意欲の低下、気分の落ち込みなどの症状をやわらげます。
通常、統合失調症や双極性障害におけるうつ症状の改善に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。こん睡状態がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 統合失調症:通常、成人は1回0.5錠(主成分として40mg)を1日1回食後に服用します。年齢・症状により適宜増減されますが、1日最大量は1錠(80mg)です。
    双極性障害におけるうつ症状の改善:通常、成人は1回主成分として20〜60mgを1日1回食後に服用します。年齢・症状により適宜増減されますが、1日最大量は60mgです。
    本剤は1錠中に主成分として80mgを含有します。いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 空腹時に飲むと期待した効果を得られないことがあるため、食後に飲んでください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時点で食後または軽食をとった後に1回分を飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は服用しないで、その後は指示された時間から飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 眠気、注意力・集中力・反射運動能力などの低下が起こることがありますので、自動車の運転や危険を伴う機械を扱わないようにしてください。
  • アルコールは薬の作用を強めることがありますので、注意してください。
  • グレープフルーツジュースなどのグレープフルーツを含む飲食物によってこの薬の作用が強くあらわれることがありますので、本剤の服用中は摂取しないようにしてください。
  • セント・ジョーンズ・ワートを含む食品は、この薬の作用を弱めることがありますので、本剤の服用中は摂取しないようにしてください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、アカシジア(じっとしていられない)、吐き気、眠気、頭痛、不眠症などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 高熱、筋肉のこわばり、手足のふるえ[悪性症候群]
  • 顔、特に口の周囲の絶え間ない不随意運動[遅発性ジスキネジア]
  • けいれん[痙攣]
  • のどが渇く、水を多く飲む、尿の量や回数が多い[高血糖、糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

キーワード検索

 

 

 

 

更に絞り込む

製品名を索引から探す
製品名で検索

医薬品情報データサービス iyakuSearch

添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。