くすりのしおり

内服剤
2020年3月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ラミシール錠125mg
 主成分:
テルビナフィン塩酸塩(Terbinafine hydrochloride)
 剤形:
白色〜淡黄白色の錠剤、直径9.0mm、厚さ3.7mm
 シート記載:
ラミシール 125mg、LAMISIL 125mg、LP

この薬の作用と効果について

皮膚糸状菌などの真菌(カビ)の細胞膜成分の生合成に必要な酵素を阻害することにより真菌の増殖を抑え、殺真菌作用を示します。
通常、塗り薬では治療が困難な爪白癬(爪の水虫)などの表在性皮膚真菌症、白癬性肉芽腫などの深在性皮膚真菌症の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。肝障害、血液障害がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は1回1錠(テルビナフィンとして125mg)を1日1回食後に服用しますが、年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が8時間以内の場合は、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 自分で気づかない副作用が発生していないかを確認するために、医師の指示を守って定期的に受診することが大切です。この薬を飲んでいる間は肝臓や血液の働きを調べるため、飲み始めてから2ヵ月間は月に1回、その後も定期的に検査する必要があります。
  • 眠気、めまい・ふらつきなどの症状があらわれることがありますので、高い所での作業、自動車の運転など危険を伴う機械を操作するときには十分に注意してください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、胃部不快感、下痢、吐き気、腹痛、胃部膨満感、めまい、頭痛、食欲不振、味覚異常、発疹、かゆみ、乾癬様発疹、血清病様反応(蕁麻疹、発熱、関節痛)、蕁麻疹、紅斑、光線過敏性反応、顔面浮腫、リンパ節腫脹、多形紅斑、水疱性皮膚炎などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 食欲不振、全身けん体感、皮膚や白目が黄色くなる[重篤な肝障害]
  • かぜ様症状(発熱、喉の痛み)、出血傾向、貧血症状[汎血球減少などの血液障害]
  • 発熱、皮膚の発疹・水疱、目の充血や唇・口内のあれ[中毒性表皮壊死融解症などの重篤な皮膚障害]
  • 筋肉痛、脱力感、赤褐色尿[横紋筋融解症]
  • 息苦しい、じん麻疹、唇・舌・咽頭の腫れ[ショック、アナフィラキシー]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。