くすりのしおり

内服剤
2020年11月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
メクトビ錠15mg
 主成分:
ビニメチニブ(Binimetinib)
 剤形:
黄色〜暗黄色の錠剤、長径12.3mm、短径5.3mm、厚さ4.2mm
 シート記載:
(表)メクトビ 15mg、メクトビ、15mg、A15、(裏)MEKTOVI 15mg、メクトビ、15mg

この薬の作用と効果について

がん細胞の増殖に必要なMEKタンパク質の活性化を阻害することにより、がん細胞の増殖を抑えます。
通常、BRAF遺伝子変異を有する悪性黒色腫、がん化学療法後に増悪したBRAF遺伝子変異を有する進行・再発の結腸・直腸癌の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • BRAF遺伝子変異を有する悪性黒色腫:通常、成人は1回3錠(ビニメチニブとして45mg)を1日2回、服用します。エンコラフェニブと併用されます。
    がん化学療法後に増悪したBRAF遺伝子変異を有する進行・再発の結腸・直腸癌:通常、成人は1回3錠(ビニメチニブとして45mg)を1日2回、服用します。エンコラフェニブおよびセツキシマブと併用されます。
    いずれの場合も、状態により適宜減量されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気付いたときに1回分を飲んでください。ただし、次回の服用時間が近い場合は、飲み忘れた分をとばして、次回の服用時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 妊娠が可能な場合、この薬を服用中および服用終了後一定期間は適切な避妊を行ってください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、吐き気、嘔吐、下痢、疲労、ざ瘡様皮膚炎、発疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 視力低下、目のかすみ[眼障害]
  • 動悸、息切れ、むくみ[心機能障害]
  • 全身けん怠感、食欲不振、吐き気、黄疸[肝機能障害]
  • 手足の筋肉の痛み、こわばり、しびれ、脱力感、赤褐色尿[横紋筋融解症]
  • 頭痛、頭重(頭が重い)、めまい、肩こり、動悸[高血圧、高血圧クリーゼ]
  • 血便、血尿、歯ぐきからの出血[出血]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

キーワード検索

 

 

 

 

更に絞り込む

製品名を索引から探す
製品名で検索

医薬品情報データサービス iyakuSearch

添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。