くすりのしおり

内服剤
2020年1月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
フィコンパ錠2mg
 主成分:
ペランパネル水和物(Perampanel hydrate)
 剤形:
橙色の錠剤、直径6.6mm、厚さ3.1mm
 シート記載:
(表)フィコンパ2mg、2mg
(裏)フィコンパ2mg、E275、Fycompa、2

この薬の作用と効果について

通常、てんかん患者の発作〔部分発作(二次性全般化発作を含むまたは他の抗てんかん薬で十分な効果が認められないてんかん患者の強直間代発作に対する抗てんかん薬との併用療法〕に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。肝機能障害がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 部分発作(二次性全般化発作を含む):
    [単剤療法]通常、成人および4歳以上の小児は1日1回ペランパネルとして2mgを、寝る前の服用より開始し、その後2週間以上の間をあけて2mgずつ服用量を増やし、1日1回4〜8mgで維持用量とします。なお、症状により2週間以上の間隔をあけて2mg以下ずつ適宜増減しますが、1日最高8mgまでです。
    [併用療法]通常、成人および12歳以上の小児は1日1回ペランパネルとして2mgを、寝る前の服用より開始し、その後1週間以上の間隔をあけて2mgずつ服用量を増やします。本剤の代謝を促進する抗てんかん薬を併用しない場合の維持用量は1日1回4〜8mg、併用する場合の維持用量は1日1回8〜12mgです。なお、症状により1週間以上の間隔をあけて2mg以下ずつ適宜増減しますが、1日最高12mgまでです。
    通常、4歳以上12歳未満の小児は1日1回ペランパネルとして2mgを、寝る前の服用より開始し、その後2週間以上の間隔をあけて2mgずつ服用量を増やします。本剤の代謝を促進する抗てんかん薬を併用しない場合の維持用量は1日1回4〜8mg、併用する場合の維持用量は1日1回8〜12mgです。なお、症状により2週間以上の間隔をあけて2mg以下ずつ適宜増減しますが、1日最高12mgまでです。
    強直間代発作:
    [併用療法]通常、成人および12歳以上の小児は1日1回ペランパネルとして2mgを、寝る前の服用より開始し、その後1週間以上の間隔をあけて2mgずつ服用量を増やします。本剤の代謝を促進する抗てんかん薬を併用しない場合の維持用量は1日1回8mg、併用する場合の維持用量は1日1回8〜12mgです。なお、症状により1週間以上の間隔をあけて2mg以下ずつ適宜増減しますが、1日最高12mgまでです。
    本剤は1錠中にペランパネル2mgを含有します。いずれの場合も必ず指示された服用方法に従ってください。
  • もし飲み忘れてしまった場合には、次の日の就寝前に服用してください。翌日からまた続けて就寝前に毎日服用してください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • ちょっとした刺激で気持ちや体の変調を来たす、周囲に暴言を吐いたり暴力をふるう、器物を破壊する、敵意をもつ、不安、死にたいという気持ちになるなどの症状があらわれたら直ちに医師に相談してください。
  • めまい、眠気、注意力・集中力・反射運動能力などの低下が起こることがあるので、自動車の運転など危険を伴う操作は避けてください。
  • セイヨウオトギリソウ含有食品などは、本剤の血中濃度が低下する可能性があります。
  • アルコールは、精神運動機能の低下が増強することがあります。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、浮動性めまい、傾眠、発疹、かゆみ、易刺激性などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • ちょっとした刺激で気持ちや体の変調を来たす[易刺激性]
  • 周囲に暴言を吐いたり暴力をふるう、器物を破壊する・敵意をもつ[攻撃性]
  • 実際には存在しないものを存在するかのように感じる[幻覚]
  • 根拠が無いのに、あり得ないことを考えてしまう[妄想]
  • 軽度の意識混濁[せん妄]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。
  • 【ご家族の方へ】この薬の使用で、ちょっとした刺激で気持ちや体の変調を来たす、周囲に暴言を吐いたり暴力をふるう、器物を破壊する、敵意をもつ、不安、実際には存在しないものを存在するかのように感じる、根拠が無いのに、あり得ないことを考えてしまう、軽度の意識混濁、死にたいという気持ちになるなどの症状があらわれる可能性について、医師から十分に理解できるまで説明を受けてください。患者さんの状態に変化がみられた場合には、医師に連絡してください。患者さんご自身も気分に変化があったと感じた場合には、ご家族などの方にも伝えるようにしてください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。