くすりのしおり

内服剤
2019年2月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
メトクロプラミド錠5mg「テバ」
 主成分:
メトクロプラミド(Metoclopramide)
 剤形:
白色の錠剤
 シート記載:
(表)メトクロプラミド5mg「テバ」、t229、5mg、メトクロプラミド、(裏)METCLOPRAMIDE 5mg“TEVA”、メトクロプラミド5mg「テバ」、5mg

この薬の作用と効果について

中枢の受容体に作用し、消化管運動を促進させたりして、吐き気を抑えます。
通常、胃炎、胃・十二指腸潰瘍、胆のう・胆道疾患、腎炎、尿毒症、乳幼児嘔吐などにおける吐き気・嘔吐・食欲不振・腹部膨満感の治療や、X線検査時のバリウム排泄に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。褐色細胞腫、消化管に出血・穿孔・器質的閉塞がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は1日2〜6錠(塩酸メトクロプラミドとして10〜30mg)を2〜3回に分けて、食前に服用しますが、年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。次に飲む時間が近い場合は、飲み忘れた分は飲まないで1回分を飛ばし、次に飲む時間に1回分を飲んでください。2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 眠気やめまいがあらわれることがあるので、自動車の運転や危険を伴う機械の操作などは行わないでください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、手指の震え、筋肉のこわばり、頸・顔部の攣縮、眼球回転発作、焦燥感、無月経、乳汁分泌、女性型乳房、発疹、浮腫などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 呼吸困難、喉頭浮腫、蕁麻疹[ショック、アナフィラキシー]
  • 急激な発熱、筋肉のこわばり、手足の震え[悪性症候群]
  • 意識がうすれる、考えがまとまらない、判断力が低下する[意識障害]
  • 筋肉が発作的に収縮する状態[痙攣]
  • 顔、特に口の周囲の絶え間ない無意識な動き[遅発性ジスキネジア]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。