くすりのしおり

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
注射用ビクシリンS100
 主成分:
アンピシリンナトリウム(Ampicillin sodium)
クロキサシリンナトリウム水和物(Cloxacillin sodium hydrate)
 剤形:
注射剤
 シート記載:

この薬の作用と効果について

ペニシリン系の抗生物質で、細菌の細胞壁合成を阻害し、抗菌作用を示します。
通常、新生児の細菌感染予防や、慢性膿皮症、咽頭・喉頭炎、急性気管支炎、肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染、外耳炎の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。伝染性単核症がある、本人または両親・兄弟が気管支喘息・発疹・蕁麻疹などのアレルギー症状を起こしやすい体質、腎障害がある、経口摂取が不良または非経口栄養状態、全身状態が悪い。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、新生児・未熟児・乳児は、6〜8時間ごとに分けて筋肉内に注射します。
  • 症状を見ながら使用期間を決めていきます。
  • 注射開始から注射終了後まで、安静にしてください。

生活上の注意

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、発熱、発疹、蕁麻疹、貧血などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 不快感、口内異常感、喘鳴[ショック]
  • 発熱、皮膚・粘膜が赤く腫れて発疹や水ぶくれができる、眼球結膜の充血[皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死症]
  • のどの痛み、筋肉痛、貧血[無顆粒球症、溶血性貧血]
  • 尿量減少、むくみ、頭痛[急性腎不全などの重篤な腎障害]
  • 腹痛、頻回の下痢[偽膜性大腸炎などの血便を伴う重篤な大腸炎]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 注射をしている間に気分が悪くなったりした場合はすぐに申し出てください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。