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くすりのしおり

内服剤
2014年6月作成

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ドンペリドン錠10mg「サワイ」
 主成分:
ドンペリドン(Domperidone)
 剤形:
白色〜帯黄白色の錠剤、直径7.1mm、厚さ3.3mm
 シート記載:
ドンペリドン「サワイ」10mg、Domperidone「SAWAI」10mg

この薬の作用と効果について

胃や十二指腸のドパミン受容体に作用して消化管運動を改善し、吐き気に関与するCTZ(化学受容器引き金帯)に作用して吐き気を抑えます。
通常、成人では慢性胃炎・胃下垂症・胃切除後症候群および抗悪性腫瘍剤またはレボドパ製剤投与時における消化器症状(悪心、嘔吐、食欲不振、腹部膨満、上腹部不快感、腹痛、胸やけ、あい気)の治療に用いられます。
小児では周期性嘔吐症、上気道感染症および抗悪性腫瘍剤投与時における消化器症状の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。消化管出血、機械的イレウス、消化管穿孔、プロラクチン分泌性の下垂体腫瘍(プロラクチノーマ)
  • 妊娠または授乳中、妊娠している可能性がある。
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は主成分として1回10mgを1日3回食前に服用します。レボドパ製剤服用時は、1回5〜10mgを1日3回食前に服用します。治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されます。通常、小児は1日体重1kgあたり1〜2mgを1日3回に分けて食前に服用します。治療を受ける疾患や年齢・体重・症状により適宜増減されますが、1日30mgを超えません。また、6才以上の1日最高用量は体重1kgあたり1mgまでとされています。本剤は1錠中に主成分10mgを含む製剤です。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、その薬は飲まないで1回分をとばして、次の決められた時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 眠気、めまい・ふらつきがあらわれることがありますので、車の運転など危険を伴う機械の操作に気をつけてください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、女性化乳房、下痢などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 発疹、発赤、呼吸困難[ショック、アナフィラキシー様症状]
  • 首のねじれや突っ張り、眼球が上を向く、手がだらんと伸びる[錐体外路症状]
  • 意識がうすれる、考えがまとまらない、筋肉が発作的に収縮する[意識障害、痙攣]
  • 全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる[肝機能障害、黄疸]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。