くすりのしおり

内服剤
2015年12月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
セフテラムピボキシル細粒小児用10%「日医工」
 主成分:
セフテラム ピボキシル(Cefteram pivoxil)
 剤形:
淡橙色の細粒
 シート記載:

この薬の作用と効果について

セフェム系の抗生物質で、細菌の細胞壁合成を阻害することにより、殺菌的な抗菌作用を示します。
通常、呼吸器感染症、耳鼻科感染症、尿路感染症、猩紅熱などの広い範囲の感染症の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 小児:通常、1回に体重1kgあたり30〜60mg〔主成分として3〜6mg(力価)〕を1日3回服用します。
    成人(嚥下困難などにより錠剤の使用が困難な場合)
    :通常、咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、膀胱炎、腎盂腎炎、バルトリン腺炎、子宮内感染、子宮付属器炎には1回0.5〜1g〔主成分として50〜100mg(力価)〕を、肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染、尿道炎、中耳炎、副鼻腔炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎には1回1〜2g〔100〜200mg(力価)〕を、それぞれ1日3回食後に服用します。
    いずれの場合も、治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されます。本剤は1g中に主成分100mg(力価)を含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は気がついたときにできるだけ早く飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は飲み忘れた分は飲まないで1回分を飛ばし、次に飲む時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、下痢、軟便、食欲不振、発疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 顔面蒼白、呼吸困難、じんましん[ショック、アナフィラキシー]
  • 発熱、紅斑、眼球結膜の充血[中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群]
  • 尿量減少、手足や顔のむくみ、全身倦怠感[急性腎不全などの重篤な腎障害]
  • 腹痛、頻回の下痢、発熱[偽膜性大腸炎などの血便を伴う重篤な大腸炎]
  • 全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる[肝機能障害、黄疸]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。