くすりのしおり

内服剤
2012年8月作成

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
リセドロン酸Na錠2.5mg「タカタ」
 主成分:
リセドロン酸ナトリウム水和物(Sodium risedronate hydrate)
 剤形:
白色〜帯黄白色の錠剤、直径約6.6mm、厚さ約3.3mm
 シート記載:
(表)リセドロン酸Na2.5mg「タカタ」、TTS-310、リセドロン酸Na、2.5mg
(裏)RISEDRONATE2.5mg「TAKATA」、リセドロン酸「タカタ」、2.5mg

この薬の作用と効果について

破骨細胞(骨の組織を壊す細胞)に作用し、骨吸収を抑制することで、骨密度を高め、骨折しにくくします。
通常、骨粗鬆症の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。食道狭窄またはアカラシア(食道弛緩不能症)などの食道通過を遅延させる障害、低カルシウム血症、服用時に立位あるいは坐位を30分以上保てない、腎障害、胃・十二指腸潰瘍、食道炎がある。
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は1回1錠(リセドロン酸ナトリウムとして2.5mg)を1日1回、起床時に十分量(約180mL)の水とともに服用します。服用後少なくとも30分は横にならず、水以外の飲食ならびに他の薬も飲まないでください。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 水以外の飲料(カルシウムやマグネシウムなどの含量の特に高いミネラルウォーターを含む)や食物あるいは他の薬と同時に服用しないでください。
  • 口や喉を刺激する可能性がありますので、噛まずに、なめずに服用してください。
  • 飲み忘れた場合は、その日にまだ飲食物をとっていなければ、気がついた時に1回分を飲んでください。飲食物をとったあとならば、1回分をとばし、翌日起床時に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • この薬を含め、ビスフォスフォネート系薬剤による治療を受けている人に、あごの骨の壊死、あごの骨の骨髄炎がおこることがあります。多くが抜歯などの歯の治療を受けた場合にあらわれているので、次の点について医師、薬剤師などから十分説明を受けてください。
    ・医師と相談の上必要に応じてこの薬を使い始める前に歯科検診を受け、できるだけ抜歯などの治療を済ませること。
    ・この薬を使用している間は、口腔内をチェックするために定期的に歯科検診を受けること。
    ・この薬を使用している間は、抜歯などの治療をできるだけ避けること。
    ・この薬を使用している間は、ブラッシングなどで口腔内を清潔に保つこと。
    ・歯科を受診する際には、この薬を使用していることを歯科医師に告げること。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、胃不快感、吐き気、上腹部痛、便秘、消化不良、めまいなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 腹痛、吐き気・嘔吐、食欲不振[上部消化管障害]
  • 全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる[肝機能障害、黄疸]
  • 口の中の痛み、あごの腫れ、歯のぐらつき[顎骨壊死・顎骨骨髄炎]
  • 太ももや太ももの付け根の痛み[大腿骨転子下および近位大腿骨骨幹部の非定型骨折]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。