くすりのしおり

内服剤
2021年7月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
アレンドロン酸錠35mg「SN」
 主成分:
アレンドロン酸ナトリウム水和物(Alendronate sodium hydrate)
 剤形:
白色楕円形の錠剤、長径12.0mm、短径6.0mm、厚さ3.9mm
 シート記載:

この薬の作用と効果について

破骨細胞が存在する骨の表面に取り込まれ、破骨細胞の活性を抑えることにより、骨吸収を減少させ、骨の量を増やし、骨を折れにくくします。
通常、骨粗鬆症の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。食道狭窄または食道の通過を遅延させる障害がある、30分以上上体を起こしていることや立っていることが出来ない、低カルシウム血症がある、抜歯やインプラントなどの歯科治療を受けている。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は1回1錠(アレンドロン酸として35mg)を1週間に1回、朝起床時に水180mLとともに服用します。なお、服用後少なくとも30分は横にならず、飲食(水を除く)や他の薬剤の服用も避けてください。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • カルシウム、マグネシウムなどの含量の特に高いミネラルウォーターや、お茶、コーヒーなど、水以外の飲み物で飲まないでください。薬をかんだり口の中で溶かしたりしないでください。
  • 飲み忘れた場合、その日にまだ飲食(水を除く)や他の薬剤を服用していない場合は、飲み忘れに気付いたらすぐにこの薬をいつもどおりの方法で飲んでください。すでに飲食した後の場合は、その日は飲まないで次の朝に飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。飲んだ直後であれば牛乳を飲んでください。無理に吐こうとせず、横にならずに上体を起こすようにしてください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • この薬の服用中は口腔内を清潔に保ってください。
  • 食事などからカルシウムをとるように心がけてください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、吐き気、便秘、下痢、胃痛、胃炎などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 胸やけ、嚥下痛、吐血[食道・口腔内障害]
  • 吐血、下血、みぞおちの痛み[胃・十二指腸障害]
  • 紅斑、水疱、発熱[皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死融解症]
  • 顎の痛み、歯のゆるみ、歯ぐきの腫れ[顎骨壊死・顎骨骨髄炎]
  • 太ももや太ももの付け根などの痛み、前腕の痛み[大腿骨転子下、近位大腿骨骨幹部、近位尺骨骨幹部などの非定型骨折]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。