くすりのしおり

内服剤
2021年2月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ユナシン細粒小児用10%
 主成分:
スルタミシリントシル酸塩水和物(Sultamicillin tosilate hydrate)
 剤形:
淡いだいだい色の細粒剤
 シート記載:

この薬の作用と効果について

β-ラクタマーゼ阻害作用により安定した抗菌力を発揮するペニシリン系の抗生物質で、病気(感染症)の原因となる色々な細菌の細胞壁合成を阻害し、殺菌作用を示します。
通常、皮膚感染症、呼吸器感染症、耳鼻科感染症など広い範囲の感染症の治療に使用されます。真菌やウイルス性感染症には効果がありません。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。伝染性単核症、腎障害、本人や家族が気管支喘息・発疹・蕁麻疹などのアレルギー体質である。食事または栄養を十分にとれていない。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、小児は1日0.15〜0.3g/kg〔スルタミシリンとして15〜30mg/kg(力価)〕を1日3回に分けて服用しますが、年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 苦味を防ぐため、細粒をつぶしたり溶かしたりせず、酸性飲料をさけ、コップ1杯程度の水または牛乳で服用してください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次に通常に服用する時間が近い場合は飲まずに、次の服用時間から1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、下痢・軟便、発疹、じんましん、かゆみ、多形紅斑(皮膚の赤み)、血管浮腫(顔のむくみ、のどの腫れ)、皮膚炎などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 呼吸困難、全身けん怠感、じんましん[ショック、アナフィラキシー]
  • 発熱、目の充血、皮膚の広い範囲が赤くなる[中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、急性汎発性発疹性膿疱症、剥脱性皮膚炎]
  • 尿量減少、手足や顔のむくみ、体がだるい[急性腎障害、間質性腎炎]
  • 出血しやすく止まりにくい、青あざができる、体がだるい[血液障害]
  • 腹痛、血便、下痢[出血性大腸炎、偽膜性大腸炎]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。