くすりのしおり

外用剤
2010年11月作成

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
レペタン坐剤0.4mg
 主成分:
ブプレノルフィン塩酸塩(Buprenorphine hydrochloride)
 剤形:
白色の坐剤、長さ約29mm、直径約9.4mm
 シート記載:
(表)坐剤、レペタン坐剤0.4mg、(裏)レペタン坐剤0.4mg、坐剤、のまないこと

この薬の作用と効果について

中枢神経の痛覚伝導系を抑制し、強い鎮痛作用を示します。
通常、術後、各種癌の鎮痛に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。呼吸機能低下、肺機能障害、肝障害、腎障害、麻薬依存、薬物依存、頭部傷害・脳病変による意識混濁、頭蓋内圧上昇、胆道疾患、直腸炎、直腸出血、痔疾がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬を使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、大衆薬も含めて他に使用中の医薬品に注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 術後の痛み:通常、成人は1回1個(主成分として0.4mg)を直腸内(肛門)へ挿入します。その後、必要に応じて約8〜12時間ごとに使用します。術後の激しい痛みが残っている場合は医師に申し出てください。必ず指示された使用方法に従ってください。
    がんの痛み
    :通常、成人に1回1個(主成分として0.4mg)を直腸内(肛門)へ挿入します。その後、必要に応じて約8〜12時間ごとに使用します。開始時は低用量から使用されることがあります。必ず指示された使用方法に従ってください。
  • 直腸への外用にのみ使用し、できるだけ排便後に使用してください。決して飲まないでください。シートから坐剤を取り出した後、先に丸みがある方(細い方)から肛門内に挿入してください。
  • 使い忘れた場合は、気づいた時点で1回分を使用するとともに医師・薬剤師に相談してください。次回の使用は指示された間隔で使用することになりますが、絶対に2回分を一度に使用してはいけません。
  • 誤って多く使用した場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で使うのを止めないでください。

生活上の注意

  • この薬を使用した後に、立ち上がったり歩いたりすると、吐き気、嘔吐、めまい、ふらつきなどがあらわれることがありますので、使用後はできる限り安静にしてください。特に、外来時に使用後、家へ帰る時には十分安静にしてから帰ってください。
  • 眠気、めまい、ふらつき、注意力・集中力・反射運動能力の低下などが起こることがありますので、この薬を使用後は車の運転や高所作業など危険を伴う操作をしないでください。
  • この薬を使用している間は飲酒を控えてください(アルコールの摂取により、薬の作用や副作用が強まることがあります)。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、そう痒感、発疹、めまい、吐き気、嘔吐などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 呼吸が浅く速くなり、呼吸をしにくい、動くと呼吸しにくい[呼吸抑制、呼吸困難]
  • 舌がのどの奥に落ち込んだ状態[舌根沈下]
  • 顔面蒼白、呼吸困難、皮膚や粘膜(特に唇、手足の爪)が青紫色〜暗紫色になる[ショック]
  • 錯覚や幻覚を伴う軽い意識障害、根拠のない主観的な思い込み[せん妄、妄想]
  • ある物質の使用を中止しようとしても止められずに使用を続ける[依存性]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください(冷蔵庫に保管する必要はありません)。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局に相談してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。