くすりのしおり

内服剤
2014年7月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
セフカペンピボキシル塩酸塩細粒小児用10%「YD」
 主成分:
セフカペン ピボキシル塩酸塩水和物(Cefcapene pivoxil hydrochloride hydrate)
 剤形:
赤白色の細粒剤
 シート記載:
セフカペンピボキシル塩酸塩細粒小児用10%「YD」、CEFCAPENE PIVOXIL HYDROCHLORIDE 10% 、0.5g/1包、YD696

この薬の作用と効果について

細菌細胞壁の合成を阻害することにより抗菌作用を発揮するセフェム系の抗生物質です。
通常、皮膚科領域、呼吸器、尿路、耳鼻科領域など広い範囲の感染症の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 小児:通常、1回に体重1kgあたり0.03g〔主成分として3mg(力価)〕を1日3回食後に服用します。治療を受ける疾患や年齢・体重・症状により適宜増減されます。
    成人(嚥下困難などにより錠剤が服用できない場合)
    :通常、成人は1回1g〔主成分として100mg(力価)〕を1日3回食後に服用します。治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されますが、効果不十分な場合は1回1.5g〔150mg(力価)〕を1日3回食後に服用します。
    本剤は1g中に主成分100mg(力価)を含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 主成分の苦味を防ぐ製剤になっていますので、つぶしたり、溶かしたりすることなく服用してください。
  • やむを得ず牛乳、ジュース、水などにまぜて飲む場合には、すぐに服用してください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついたときにすぐに飲んでください。あとは指示どおりの時間に飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、発疹、じん麻疹、かゆみ、発赤、紅斑、腫脹、発熱、関節痛、下痢、吐き気、口内炎、などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 呼吸困難、めまい、冷汗[ショック、アナフィラキシー様症状]
  • 尿量減少、むくみ、頭痛[急性腎不全]
  • のどの痛み、鼻血、歯ぐきの出血[無顆粒球症、血小板減少、溶血性貧血]
  • 発熱、下痢、腹痛[偽膜性大腸炎、出血性大腸炎]
  • 発熱、紅斑・水疱、全身の赤い発疹[皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死融解症、紅皮症(剥脱性皮膚炎)]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。