くすりのしおり

内服剤
2019年11月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
クラリスロマイシン錠50mg小児用「CH」
 主成分:
クラリスロマイシン(Clarithromycin)
 剤形:
白色の錠剤、直径6.1mm、厚さ3.3mm
 シート記載:
(表)クラリスロマイシン50mg小児用「CH」、クラリスロマイシン小児用「CH」、ch41、50mg (裏)CLARITHROMYCIN 50mg「CH」FOR PEDIATRIC、クラリスロマイシン50mg小児用「CH」、抗生物質、50mg、クラリスロマイシン錠50mg小児用「CH」

この薬の作用と効果について

マクロライド系の抗生物質で、細菌の蛋白合成の阻害により抗菌作用を示します。
通常、皮膚、呼吸器、消化器、耳鼻科領域などの広い範囲の感染症や、後天性免疫不全症候群(エイズ)に伴う播種性マイコバクテリウム・アビウムコンプレックス(MAC)症の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。肝機能障害、腎機能障害、心疾患がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 一般感染症:通常、小児は1日主成分として体重1kgあたり10〜15mg(力価)を2〜3回に分けて服用しますが、レジオネラ肺炎の場合は、1日体重1kgあたり15mg(力価)を2〜3回に分けて服用します。成人の標準量〔1日400mg(力価)〕が上限とされています。
    後天性免疫不全症候群(エイズ)に伴う播種性マイコバクテリウム・アビウムコンプレックス(MAC)症
    :通常、小児は1回主成分として体重1kgあたり7.5mg(力価)を1日2回服用します。
    本剤は1錠中に主成分50mg(力価)を含有しています。いずれの場合も、年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く1回分を飲んでください。ただし、次の服用時間が近い場合は1回飛ばして、次の通常の服用時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、発疹、幻覚、失見当識(場所、時間、名前などが判らない)、意識障害、せん妄(錯覚や幻覚を伴う軽い意識障害)、躁病(上機嫌、興奮しやすい、活動的になる)、耳鳴、聴力低下、嗅覚異常、口腔内びらん、歯の変色、振戦(手足の震え)、しびれ(感)、筋肉痛、カンジダ症、動悸、低血糖、吐き気、嘔吐、胃部不快感、腹部膨満感、腹痛、下痢などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 呼吸困難、けいれん、発赤[ショック、アナフィラキシー]
  • 胸痛、動悸、息切れ[QT延長、心室頻拍、心室細動]
  • 発熱、口腔粘膜などの痛みを伴った粘膜疹、円形または楕円形の赤い発疹[中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、多形紅斑]
  • 発熱、咳、呼吸困難[PIE症候群・間質性肺炎]
  • 腹痛、頻回の下痢、血便[偽膜性大腸炎、出血性大腸炎]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。