くすりのしおり

内服剤
2009年3月作成

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ノックビン原末
 主成分:
ジスルフィラム(Disulfiram)
 剤形:
白色〜帯黄白色の結晶性粉末
 シート記載:

この薬の作用と効果について

主にアルコールが代謝されて生じたアセトアルデヒドの肝臓での代謝を阻害し、吐き気などの不快な症状を起こすことでアルコール類の摂取を避けさせるために用いる薬です。
通常、慢性アルコール中毒に対する抗酒療法に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。心障害、肝障害、腎障害、呼吸器疾患
  • 妊娠中、妊娠の可能性がある、授乳中
  • 他に薬を使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、大衆薬も含めて他に使用中の医薬品に注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、1日0.1〜0.5gを1日1〜3回に分けて服用します。飲酒試験による症状の程度により、用量が調整され、維持量が決められます。維持量は通常0.1〜0.2gですが、毎日服用するか、1週間ごとに1週間の服用しない期間をおいて服用するか指示されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は気がついた時にできるだけ早く飲んでください。次に飲む時間が近い場合は、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのをやめないでください。

生活上の注意

  • 眠気、注意力・集中力・反射運動能力などの低下がおこることがありますので、自動車の運転などや危険を伴う機械の操作は避けてください。
  • アルコールを含む食品(奈良漬など)の飲食とアルコールを含む医薬品(薬用酒など)、化粧品(アフターシェーブローションなど)の使用は避けてください。
  • 医師の指示によらないアルコール摂取はしないでください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

副作用として、発疹、肝障害などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 場所、時間、名前などがわからない、記憶障害、考えがまとまらない[脳障害]
  • 全身けん怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる[肝機能障害、黄疸]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、湿気を避け、なるべく冷所で保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については、薬を受け取った薬局や医療機関に相談してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、「患者向医薬品ガイド」、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。