くすりのしおり

内服剤
2011年6月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
クラリスロマイシン錠50mg小児用「NPI」
 主成分:
クラリスロマイシン(Clarithromycin)
 剤形:
白色の錠剤、直径6.2mm、厚さ3.7mm
 シート記載:
(表)クラリスロマイシン錠 50mg小児用「NPI」、NPI-MP、クラリスロマイシン、50mg小児用「NPI」(裏)Clarithromycin 50mg、50、抗菌剤、クラリスロマイシン 小児用「NPI」、NPI-MP

この薬の作用と効果について

マクロライド系の抗生物質で、細菌などの増殖を阻害することにより抗菌作用を示します。
通常、皮膚科、呼吸器科、耳鼻科など広い範囲の感染症や、猩紅熱、百日咳の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。肝機能障害、腎機能障害、心疾患がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬を使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、大衆薬も含めて他に使用中の医薬品に注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、小児は1日体重あたり主成分として10〜15mg(力価)/kgを、レジオネラ肺炎には1日15mg(力価)/kgを、それぞれ2〜3回に分けて服用しますが、治療を受ける疾患や年齢・症状などにより適宜増減されます。この薬は1錠中に主成分50mgを含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 小児の1日服用量は成人標準量1日8錠〔主成分として400mg(力価)〕が上限とされています。
  • 飲み忘れた場合は、気がついたときにできるだけ早く飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が近い場合には、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、腹痛、下痢、発疹、幻覚、失見当識(場所、時間、名前などが判らない)、意識障害、躁病(上機嫌、興奮しやすい、活動的になる)、耳鳴、聴力低下、臭覚異常、口腔内びらん、歯牙変色、振戦(手足の震え)、しびれ、カンジダ症(外性器などに発疹ができただれてかゆい、口内炎、飲み込んだり食べたりしにくくなる)、動悸、筋痛などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 呼吸困難、痙攣、発赤[ショック、アナフィラキシー様症状]
  • 動悸、胸部不快感、胸痛[QT延長、心室頻拍、心室細動]
  • 全身倦怠感、食欲不振、皮膚や結膜などの黄染(黄色くなる)[劇症肝炎、肝機能障害、黄疸、肝不全]
  • 全身倦怠感、頭痛、鼻血・歯ぐきの出血[血小板減少、汎血球減少、溶血性貧血、白血球減少、無顆粒球症]
  • 皮膚の赤い発疹、水疱、眼球結膜の充血[皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死症]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。

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添付文書は(財)日本医薬情報センター(JAPIC)のデータベース「iyakuSerch」にリンクしています。