くすりのしおり

内服剤
2013年7月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
インフリーSカプセル200mg
 主成分:
インドメタシン ファルネシル(Indometacin farnesil)
 剤形:
淡橙色のカプセル剤、長径13.1mm、短径8.1mm
 シート記載:
(表)インフリーS200mg、200mg
(裏)InfreeS200mg、インフリーS、200

この薬の作用と効果について

胃腸障害の少ない化合物のまま消化管から吸収され、炎症部位に移行し、炎症部位で有効な成分インドメタシンを遊離して炎症をしずめ、腫れや痛みを和らげます。
通常、関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、肩関節周囲炎、頸肩腕症候群などの消炎・鎮痛に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。消化性潰瘍(胃・十二指腸潰瘍)、血液の異常、肝障害、腎障害、心機能不全、高血圧症、膵炎、アスピリン喘息またはその既往歴がある。トリアムテレン(トリテレン)を飲んでいる。
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は1回1カプセル(主成分として200mg)を1日2回朝夕の食後に服用しますが、治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • この薬を空腹時に飲むと薬の吸収が低下しますので、必ず食後または牛乳などとともに飲んでください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。次に飲む時間が近い場合は、飲み忘れた分は飲まないで1回分を飛ばし、次に飲む時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 眠くなることや、めまいがすることがありますので、自動車の運転など危険をともなう機械の操作は避けてください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、発疹、かゆみ、紅斑、胃部不快感、胃痛、腹痛、食欲不振、嘔吐などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 呼吸困難、顔面蒼白、めまい、冷や汗[ショック、アナフィラキシー様症状]
  • 胸痛や腹痛、黒色便や血便、排便の停止、吐き気や嘔吐、発熱[消化管穿孔、消化管出血、消化管潰瘍、出血性大腸炎、腸管の狭窄・閉塞、潰瘍性大腸炎]
  • 貧血、発熱、歯肉出血や皮下出血[再生不良性貧血、溶血性貧血、白血球減少、血小板減少]
  • 発熱、広範囲の平らな赤い発疹、眼や口の中、陰部のただれ[皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死症]
  • 呼吸困難、喘鳴[喘息発作]
  • 全身のむくみ、尿量の減少、筋力の低下[急性腎不全、ネフローゼ症候群、高カリウム血症]
  • 吐き気や嘔吐、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる[肝機能障害、黄疸]
  • 意識を失う、意識の混乱[昏睡、錯乱]
  • 月経以外の性器からの出血[性器出血]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。湿気によりカプセルが軟化することがあります。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄する場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。