くすりのしおり

内服剤
2014年6月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ヒスロン錠5
 主成分:
メドロキシプロゲステロン酢酸エステル(Medroxyprogesterone acetate)
 剤形:
白色の錠剤、直径7.1mm、厚さ2.1mm
 シート記載:
KH401 5mg ヒスロン

この薬の作用と効果について

黄体ホルモンの薬で、女性ホルモンの不足などによって起こる月経周期異常や、不妊症などに効果を示します。
通常、無月経、月経周期異常、月経量異常、機能性子宮出血、黄体機能不全による不妊症、切迫流早産、習慣性流早産の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。脳梗塞・心筋梗塞・血栓静脈炎などの血栓性疾患*、肝障害・肝臓疾患、診断未確定の性器出血・尿路出血、稽留流産、心疾患*、腎疾患*、うつ病*、てんかん*、片頭痛*、喘息*、慢性肺機能障害*、糖尿病、ポルフィリン症がある(*は以前かかった人を含む)。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は1日量半錠〜3錠(主成分として2.5〜15mg)を1〜3回に分けて服用します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次の服用時間が近い場合は飲まないで、次の通常の服用時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、腹痛、吐き気、胃部膨満感、寒気、発疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 片側の麻痺、胸の痛み、足の痛みや腫れ[血栓症]
  • 息切れ、息苦しい、全身のむくみ[うっ血性心不全]
  • 呼吸が苦しい、全身がかゆみを伴い赤くなる、目・口の周りのはれ[ショック]
  • 視力の低下、眼球突出、ものが二重に見える、片頭痛[乳頭水腫]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。