くすりのしおり

内服剤
2013年8月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
ダクチル錠50mg
 主成分:
ピペリドレート塩酸塩(Piperidolate hydrochloride)
 剤形:
白色の錠剤、直径7.2mm、厚さ3.8mm
 シート記載:
ダクチル50mg、DC、DACTIL、平滑筋収縮緩和剤

この薬の作用と効果について

消化器平滑筋の収縮を抑制し、消化管の痙攣による痛みをやわらげます。
また、子宮平滑筋の異常収縮を抑えることにより、下腹部の張った感じや痛みなどを改善します。
通常、胃・十二指腸潰瘍、胃炎、腸炎、胆石症、胆のう炎、胆道ジスキネジーの痙攣性疼痛、および切迫流・早産の諸症状の改善に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。緑内障、前立腺肥大、心疾患、麻痺性イレウス、不整脈、潰瘍性大腸炎、甲状腺機能亢進症がある。高温環境にある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は1日3〜4錠(主成分として150〜200mg)を3〜4回に分けて服用しますが、治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されます。
  • 飲み忘れた場合は、気づいたときに、1回分を飲んでください。ただし、通常飲む時間が近いときは、1回とばして、次の通常の飲む時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 瞳孔の拡大やめまいなどが起こることがありますので、自動車の運転や危険を伴う機械の操作は注意してください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、目がみひらく、喉が乾く、便秘などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 皮膚や白目が黄色くなる、体がだるい、食欲がない[肝機能障害、黄疸]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。