くすりのしおり

内服剤
2015年3月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
コニール錠2
 主成分:
ベニジピン塩酸塩(Benidipine hydrochloride)
 剤形:
黄色の錠剤、直径6.1mm、厚さ3.1mm
 シート記載:
KH208 2mg コニール

この薬の作用と効果について

血管の細胞内にカルシウムが流入すると、血管が収縮し血圧が上がります。この薬は、カルシウムが細胞内に入るのをおさえ、その結果、収縮した血管をひろげ血圧を下げます。
また、心臓の血管をひろげて狭心症発作(主に心臓の部分に起こる胸痛)を予防します。
通常、高血圧症、腎実質性高血圧症、狭心症の治療に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。心臓疾患、肝障害、低血圧。
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 高血圧症、腎実質性高血圧症:通常、成人は1回1〜2錠(主成分として2〜4mg)を1日1回朝食後に服用します。年齢・症状によって適宜増減され、効果不十分の場合は、1日1回4錠(8mg)まで増量されることがあります。重症高血圧症には1回2〜4錠(4〜8mg)を1日1回朝食後に服用します。
    狭心症:通常、成人は1回2錠(主成分として4mg)を1日2回朝・夕食後に服用しますが、年齢・症状によって適宜増減されることがあります。
    いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気が付いたら1回分をすぐに飲んでください。しかし、次の服用時間まで、高血圧症の場合は8時間程度、狭心症の場合は5時間程度あけるようにしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 血圧の低下により、めまい、ふらつきが現れることがありますので、車の運転や高い所での作業、危険を伴う機械の操作などには十分注意してください。
  • この薬を飲む時にグレープフルーツジュースといっしょに飲まないようにしてください。この薬の作用が強まるおそれがあります。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、動悸、顔面紅潮、頭痛、過敏症(発疹、かゆみ、光線過敏症)、女性化乳房などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 全身がだるく食欲がない、吐き気がする、皮膚や白目が黄色くなる[肝機能障害、黄疸]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。