くすりのしおり

外用剤
2019年8月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
キュバール50エアゾール
 主成分:
ベクロメタゾンプロピオン酸エステル(Beclometasone dipropionate)
 剤形:
吸入剤
 シート記載:
キュバール50エアゾール、50μg

この薬の作用と効果について

合成副腎皮質ステロイドの口腔内噴霧吸入用剤です。抗炎症作用があり、気道の炎症を抑えることにより、喘息発作の程度や頻度を軽減します。
通常、気管支喘息の治療に用いられます。すでに起きてしまった発作をしずめる薬ではありません。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。感染症、全身の真菌症がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 成人:通常、1回2吸入(主成分として100μg)を1日2回吸入します。年齢・症状により適宜増減されますが、1日の最大吸入量は16吸入(800μg)が限度とされています。
    小児:通常、1回1吸入(主成分として50μg)を1日2回吸入します。年齢・症状により適宜増減されますが、1日の最大吸入量は4吸入(200μg)が限度とされています。
    いずれも、必ず指示された使用方法に従ってください。
  • 使用する時は、携帯袋に記載の注意事項および使用説明書(キュバールをお使いになる患者さんと保護者の方へ)をよく読んで使用してください。
  • この薬の1缶の噴霧回数は100回です。それ以上は使用しないでください。
  • 吸入後はできるだけうがいをしてください。うがいができない場合は口をすすいでください。
  • 使い忘れた場合は、気がついた時、忘れた1回分を吸入してください。ただし、次に吸入する時間が近い場合は、吸入せずに次の分から指示されたとおりに吸入してください。絶対に2回分を一度に使ってはいけません。
  • 誤って多く使用した場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で使うのを止めないでください。

生活上の注意

  • 喘息の症状が悪化した場合は、すぐに医師に連絡してください。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、鼻出血、咳、吐き気、のどの痛みなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
該当する記載事項はありません。
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。