くすりのしおり

内服剤
2011年5月改訂

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
商品名:
クリノリル錠100
 主成分:
スリンダク(Sulindac)
 剤形:
黄色の六角形の錠剤、長径8.4mm、短径7.7mm、厚さ3.5mm
 シート記載:
Clinoril100、n052、クリノリル100

この薬の作用と効果について

プロスタグランジンの生合成阻害作用により、末梢の炎症を抑え、筋肉や関節の痛みを和らげます。
通常、関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、肩関節周囲炎、頸肩腕症候群、腱・腱鞘炎の消炎・鎮痛に用いられます。

次のような方は使う前に必ず担当の医師と薬剤師に伝えてください。

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。消化性潰瘍、胃腸出血、血液の異常、肝障害、腎障害、心機能不全、アスピリン喘息または既往歴、気管支喘息がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬を使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、大衆薬も含めて他に使用中の医薬品に注意してください)。

用法・用量(この薬の使い方)

  • あなたの用法・用量は(医療担当者記入)
  • 通常、成人は1日3錠(主成分として300mg)を1日2回朝夕に分けて食直後に服用しますが、治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時すぐに1回分を飲んでください。ただし、次の通常服用する時間が近い場合には飲まずに、次の服用時間から1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 尿が変色することがあります。

この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)

主な副作用として、腹痛、発疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
  • 冷汗、顔面蒼白、呼吸困難[ショック、アナフィラキシー様症状]
  • 発熱、皮膚や口・目などの粘膜の発疹・発赤・水疱、咽頭痛[皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死症]
  • 腹痛、吐血、下血[消化性潰瘍、胃腸出血、胃腸穿孔]
  • 呼吸困難、顔や舌・咽頭の腫れ、じんましん[血管浮腫]
  • 呼吸困難、全身のむくみ[うっ血性心不全]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

医療担当者記入欄  

より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。また、医療専門家向けの「添付文書情報」が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています。